日本酒×Beauty
本当は美容の頼もしい味方。
いまや日本国外でもシャンパンやワインの代わりに人気上昇中の「SAKE」。実は天然保湿因子(NMF)と呼ばれる肌にうれしい有効成分がたっぷり。日本では古い時代から美容アイテムとしても利用されてきました。昔化粧水なんて無かった時代、京の舞妓さんも日本酒を上手につかっていたとか?
美容に大事な栄養の宝箱。
「アミノ酸」
アミノ酸やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいる日本酒。特に角質層で保湿成分として働く重要成分。その含有量はなんとワインの10倍以上!ワインを美容のために飲む女性は多いけれど実は日本酒効果も期待大。
「αGG」
(アルファ・グリコシルグリセロール)
日本酒の旨味成分であるこの成分、 ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進して肌の保湿力や弾力性をいじしてくれる!肌につけて2週間で、肌の弾力が上がったという実験結果も出ているほど。
「フェルラ酸」+「遊離リノール酸」
日本酒に含まれているフェルラ酸と遊離リノール酸。実はアンチエイジングに絶大な威力を発揮します。ポフェノールの一種であるフェルラ酸には強力な抗酸化作用がありシワやたるみに効果が。また遊離リノール酸は効果的にシミを抑制してくれます。
「アセトアルデヒド」+「アデノシン」
日本酒を飲んだら体がポカポカ。それは日本酒には血管を広げるアセトアルデヒドと、血管の収縮を妨害するアデノシンという成分含有量が他のアルコールに比べて多いから。血行が良くなれば、冷えやむくみの改善に繋がります。
直接ぬって優しくケア
トロントでも簡単にSAKE美容グッズを自分で作ることができるのでぜひセルフケアに挑戦してみて。
「酒粕パック」
材料
・酒粕 50~100g
・ ミネラルウォーター 適量
作り方
1.酒粕を細かく砕き、精製水で溶かします(ぬるま湯でも可)
2.ペースト状になるまで溶かします
3.洗顔をした顔に均一に塗ります
4.10~15分してパックが乾いたら、パックのみを落とす感覚でかるく洗顔
日本酒の製造過程でできる酒粕。実は日本酒に含まれる多くの成分が残ったままになっています。その栄養素を皮膚から直接取り入れるパックは特に美白に効果大。これからサングラスなしではつらくなるほど日差しが強くなる季節が来るトロント。火照った肌にオススメです。もちろん精製水を日本酒に変えればさら効果が。
「梅干し日本酒化粧水」
材料
・日本酒 200cc
・梅干 5~6個
・ミネラルウォーター 200cc
作り方
1.梅干を2~3日水につけてしっかり塩抜き。
2.塩抜きした梅干の水気をよく切ります。
3.容器に梅干と日本酒を入れてフタをし、1週間寝かせます。
4.梅干を取り出し、ガーゼでこせば出来上がりです。
日本酒の美白・アンチエイジング効果と、梅干の老化防止・シワや湿疹の改善効果で、相乗効果に期待できます。顔はもちろん、ひざやかかとなどのガサついたところにも威力を発揮。乾燥しがちなトロントの気候にも有効です。
※出来上がった化粧水は冷蔵庫で保管し、1~2週間で使い切るようにしましょう。
トロントでも買える金沢生まれの酒蔵コスメ
Amino Rice
380年の歴史の中で培われた米醗酵技術から生まれた、ノンアルコールのコメ発酵液FRS (Fermented Rice Solution)を主成分にした自然派化粧品。
カナダ代理店: Chons Inc.
URL: http://www.chons.com
TEL: 416-592-0808(日本語可)