Scion tC Release Series 9.0

Scionで巡るカナダ・ロードトリップ旅を通してドライブの楽しさを知る!

今月のパートナー Scion tC Release Series 9.0

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今年3月にケベックで開催されたInternational Auto Showでデビューを果たしたtC Release Series 9.0。ショールーム、一般道問わず注目を集めるデザイン性を追求し、限定生産された同モデルはカナダ国内では100台のみの限定販売だ。スポーツクーペが提供するダイナミックな走りに加え、個性を大切にする人への特別な1台だ。

サイオン・カスタマイズカーと共に訪れるカナダ随一の景勝地

2003年にアメリカで販売を開始し、2010年9月にカナダ市場デビューを果たしたトヨタ姉妹ブランドのサイオン。今回試乗したtC Release Series 9.0はサイオンチームとカルフォルニアにあるCartel Customsの社長Jeremy Lookofskyがタッグを組んでカスタマイズしたツートーンカラーが目を引く外観が特徴的なスポーツクーペだ。Jeremy Lookofskyは過去15年以上に渡って企業用やレース仕様の特別車のデザイン・カスタマイズを行うことで有名で全てのカスタマイズ作業が同社工場で行われているこだわり様だ。限定生産された同車はカナダ国内では100台のみの販売となっている。今回は混雑した場所でも注目されうる特別な1台に乗り込み、スポーツクーペの走りを楽しみながら夏に人気なサウザンドアイランズを目指す。

様々な楽しみ方が魅力的な夏に人気の別荘地サウザンドアイランズ
 

サウザンドアイランズはオンタリオ湖からセント・ローレンス川が流れ始める広い川幅一帯に無数の島々が作り出す絶景が有名だ。古くから北米の富裕層の優雅な別荘地として注目され、近年ではその島々を巡るクルーズやウォーターアクティビティーで人気を博している。今回の観光拠点はトロントから東へ約3時間、キングストンからさらに東へ足を伸ばしたところにある田舎町ガナノクだ。まず始めに訪れたのはArthur Child Heritage Museum。かつて小麦の製粉産業などを中心に栄えた工業地帯ガナノクとこの地域に住んでいる5つの先住民族の暮らしや文化などが学べる博物館だ。19世紀の古い景観を残したレプリカで夏の間は様々なイベントも催されるウォーターフロント人気のアトラクションでギフトショップでは伝統工芸品やカナダらしいお土産が売られている。ガナノクとサウザンドアイランズについての基礎知識を身につけ、そのまま徒歩3分ほどのところにあるガナノクボートラインに乗船する。今回選んだのは2時間半掛けてサウザンドアイランズを巡るサウザンドアイランズの沈没船コース。クルーズでのハイライトは最愛の妻の為に建てられた宮殿のような大豪邸ボルト城や裕福な著名人の豪邸が集まるミリオネアズ・ロウ、かつての海賊や無法者たちの根城、そしてサイドスキャンソナー画像を通して見ることのできる深い川底に眠る沈没船の残骸だ。涼やかな風を受けながら雄大な川に秘められた歴史を堪能する。カナダとアメリカを結ぶサウザンド・アイランズ・インターナショナル・ブリッジの下を船で通り抜け、気がつけば瞬く間に時間は過ぎてしまった。混雑する駐車場の中で一際目立っているのが私たちが乗ってきたtC Release Series 9.0。今までの8種類のカスタマイズカーは1色だったが、今回は初のツートンカラーで鮮やかなMagma OrangeとシックなSleek Blackの対比が美しい。サイオン初の黒塗りにされたロゴは光沢のある黒で仕上げられた特別なタイヤホイールやドアハンドルなどいたる所に散りばめられたアクセントブラックと相まって同車をよりスタイリッシュな1台に仕上げている。車内も外観同様オレンジと黒で統一されており、フロントシートのシートベルトやアクセントスティッチ、ドアハンドル、エンジンボタンなどにポップなオレンジを使用することで暖かく特別な空間を演出している。太めに作られしっかりとした握り心地のハンドル部分やシフトノブ部分、運転に必要なメーター周辺にもオレンジのアクセントが加えられ、一度運転席に座るとこの若々しい雰囲気と特別感に魅了されてしまう。更にツードアながらもしっかりリクライニングのできる後部座席のおかげで大人4人乗っても広々感じられる贅沢な車内空間に満足しながら次の目的地に向かう。ガナノクの町を抜ける際には多くの人がtC Release Se-ries 9.0を見て振り返る視線を感じ、なんとも言えない優越感を感じられた。

黒塗りのドアハンドルやホイールなどのアクセントがお洒落

黒塗りのドアハンドルやホイールなどのアクセントがお洒落

鮮やかなオレンジシートベルト

鮮やかなオレンジシートベルト


上空からサウザンドアイランズの絶景を望む

ガナノクから更に20分ほど東に向かうと見えてくるのがヒル・アイランド。セントローレンス川に浮かぶサウザンドアイランズの1つで目的地のサウザンド・アイランズ・タワーのすぐそばからはアメリカとカナダをつなぐサウザンド・アイランズ・ブリッジが伸びている。別名スカイデッキと呼ばれ、高さ130mの位置にある展望台からサウザンドアイランズを一望することができる。国境となっているセント・ローレンス川を挟んで二つの国を見渡す気分も壮大だ。様々な記念グッズを売るギフトショップやカフェも併設されており、風景を楽しんだ後はカフェで少し休憩してからガナノクに戻る。ここではかつてStratford Festivalで活躍していた役者Greg WanlessがThousand Islands Play Houseを始め、現在では主にカナダ人が作った演劇を発表する場として注目を集めている。この日はSpringer Theatreで開催されているTHE PIRATES OF PENZANCEを楽しむことにした。笑いあり、涙ありの演劇を楽しんだ後は名残惜しいが帰路につく。Panoramic Glass Power Moonroofの開放感と6速マニュアルでの運転への高揚感で1日の疲れを感じることはない。そして心地よいエンジン音を響かせていたTRD Center-Exit Exhaustはバランス良く中心に設置され全く突起のないスムーズなラインで車体後方のセクシーなバンパーラインを作り出している。またtC Release Series 9.0に使用されているエアロパーツはCartel Customsが特別にデザインしたものを使用しており、鋭いボディラインが特徴的で風を切って走るダイナミックなイメージを連想させる。後ろのスポイラーの絶妙な高さと合わせてまさに機能美が詰め込まれた仕上がりだ。2.5リットルエンジンが生み出す179馬力はtCのスポーティな加速と相まってスポーツクーペならではの走り心地を提供している。フロントに使用されているストラット式サスペンションとリアに使用されているダブルウィッシュボーン式サスペンションが走り心地だけでなく、安定性や敏しょう性も高めてくれている。まるでショールームから出てきたかのようなtC Release Series 9.0はスタイリッシュな外観、ダイナミックな操作性に加えて充実した安全性能も兼ね揃えている。アクシデント防止機能を持ったStar Safety Systemを搭載し、8つのエアーバックや衝撃を吸収し特に後ろからの追突時に鞭打ちが起こらないように守ってくれるActive Front Headrestsなどがより強い安心感を与えてくれる。

セントローレンス川沿いに建つSpringer Theatre

セントローレンス川沿いに建つSpringer Theatre

外観同様オレンジと黒で統一された車内空間

外観同様オレンジと黒で統一された車内空間


自分だけの特別な個性を提供してくれる1台

リアビューミラーの裏にシリアルナンバーが振られたtC Release Series 9.0は今までサイオンカーを自分好みにカスタマイズしたいがどうすれば良いのかわからなかった人やショールームカーが好きな人の為に特別にカスタマイズされた1台だ。カーゴスペースには特別にデザインされたロゴ入りマットが敷かれ、40対60スプリットの後部座席を完全に倒すことで複数のゴルフセットも積める417Lのカーゴスペースを確保できる。ツードアのスポーツクーペながらも友人4人でのドライブも週末ゴルフやスノーボードなどのアクティブライフも両方に対応できる柔軟な車内空間を提供してくれるのも大きな魅力の1つ。たくさんのことを楽しみたいヤングプロフェッショナルから個性を大切にしたい車ファンまで多くの人を魅了する1台だ。

黒塗りのサイオンロゴ

黒塗りのサイオンロゴ

リアビューミラーの裏には個別のシリアルナンバーが刻まれている

リアビューミラーの裏には個別のシリアルナンバーが刻まれている