【速報】カナダが愛した名ホッケープレーヤー セディン兄弟(バンクーバー・カナックス)引退発表

・バンクーバーのホッケーチーム、「バンクーバー・カナックス」に所属するダニエル・セディン選手とヘンリク・セディン選手が37歳にして今シーズンを最後に引退を発表した。バンクーバー・カナックスと言えば北米プロアイスホッケーリーグNHLのチームで、カナダではまず知らない人がいない大人気のチームだ。

カナックスの主力でもあるセディン兄弟はホッケーファンからしたら常識を超えたコンビプレーで観客を魅了し続け、カナダ人に愛されている選手と言える。そんな大人気チームの中でも注目度の高い両選手の引退はカナダだけでなくホッケーファンに衝撃を与えたことは間違いない。

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抜群のコンビプレーを誇るセディン兄弟って?

双子のセディン兄弟は1980年にスウェーデンに生まれた。副校長先生として働いていた彼らの父親は1960年代にスウェーデンのプロホッケーチーム、モド・ホッケーで活躍した選手をしていたこともあり、セディン兄弟は8歳頃に地元でホッケーチームを結成し、試合にも取り組むようになっていった。成長したセディン兄弟は体育学科のある高校に進学し、父と同じモド・ホッケーでプロとしてプレイをするようになった。

彼らに転機が訪れたのは1999年のNHLドラフト会議。兄であるヘンリク選手は1巡目全体3番目で、そして弟のダニエル選手は1巡目全体2番目でカナックスに指名され、入団が決まった。同じチームに所属することになったセディン兄弟は双子ということを活かした連携プレーでカナックスのスター選手となる。

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ヘンリク選手は2009年から2010年シーズン中に112ポイントを獲得したことでポイント王に輝き、アート・ロス記念賞とレギュラーシーズンMVPにあたるハート記念賞を受賞。一方のダニエル選手は2012年から2013年のシーズンに104ポイントを獲得したことでポイント王となり、カナックスのスタンレー杯ファイナル進出に大きく貢献した。

両選手ともカナダだけでなく、オリンピックシーズンにはスウェーデン代表として活躍しており、1999年と2001年の世界選手権では銅メダル、2006年トリノオリンピック、2013年世界選手権では金メダルを獲得している。

大活躍のセディン兄弟引退の背景とは?

カナックスでは主力プレーヤーとして活躍するだけでなくそれぞれキャプテン、代替キャプテンとしてチームをまとめ上げてきたセディン兄弟。彼らが37歳を迎えて引退を発表したその最大の理由は家族との時間を作るためだという。

彼らはインタビューの中で「カナックスでプレーしてきた18シーズンは人生の中で最高の時間でした。でも家族との時間やホッケーを辞めてからのことを考える年齢に差し掛かっていたというのも事実です。私たちがこのタイミングを選んだのは、子供たちの宿題を毎晩みたり、誕生日を祝ったり、習い事に行ったりする時間をこれ以上見逃したくはなかったからです。毎日家族としっかり向き合い、幸せを噛み締める、そんな生活に切り替えるのはいましかないと思ったのです」と語った。

ワーク・ライフバランスを大切にするカナダやスウェーデンらしい引退理由を語ったセディン兄弟。彼らをホッケーリンクで見られるのも後数試合しかないが、是非最後にその雄姿をしっかりと焼き付けておきたい。