不動産のエキスパート二人が語る、カナダ不動産購入のミリョク。

カナダだからこそ実現できる! 夢のマイホーム購入
不動産のエキスパート二人が語る、カナダ不動産購入のミリョク。
realestate-myhome01

内藤洋子さんと照岡敏介さん


「夢のマイホーム購入」―。この言葉を胸に仕事に励む人は多く、これは多くの国で共通する思いだろう。人生最大の買い物であるマイホーム購入だが、カナダではどのように市場で売り買いされ、そして私たちは実際にどうやって手にすることができるのだろうか?今回は不動産のエキスパートである照岡敏介さんとホームファイナンシングマネージャーの内藤洋子さんのお二人に、カナダ不動産事情あれこれを語っていただいた。

ずばり、カナダでの不動産購入の魅力はなんでしょうか?

照岡 金利が低いので、家を借りて家賃を払うよりも、モーゲージを払っていった方が実質安いということですね。また、毎年土地の市場価格が上がっているので、投資面でも良いです。さらに初めて家を購入する人には不動産名義変更税控除もあるので買いやすさがありますね。
内藤 モーゲージも組みやすく、頭金20パーセントがなくても収入を確認できるものがあれば組むことができますし、新移民の方でも収入審査・クレジット審査がさほど難しくなくモーゲージを組むことも可能です。

カナダと日本で住宅事情に違いはありますか?

照岡 カナダでは生活スタイルが変化すると引っ越すというのが一般的で、結婚したての頃はコンドミニアム、家族が増えると一軒家と買い替えていくことが多く、他地域への引っ越しを理由に売ってしまうという人も多いです。
内藤 日本だと家の価値はどんどんと下がっていくので、一生に一軒、そこに骨を埋めるというような気持ちで家を購入するのが一般的です、カナダでは一生のうちに何軒もの家を持つ場合が多いです。私は以前ダウンタウンに住んでいましたが、子供ができて車の免許を持つようになって郊外へと移りました。キャピタルゲインを次の家の頭金へとあてることができることも魅力ですね。

カナダの不動産市場はバブルなのでしょうか?

realestate-myhome02内藤 どんな投資にもリスクはありますし、とくにバブル崩壊を経験している日本の人たちには不安があると思います。カナダでは以前はアメリカのように収入が少なくても家を抵当に借り入れをするいわゆるサブプライムローンが盛んでしたが、リーマンショック以降はそれを反面教師に、最近では金融庁の監査が厳しくなり、ローン審査がさらに厳重になっています。こう言った政策でバブル崩壊を回避しようとするなか、カナダの住宅市場はまだまだ成長を続けます。
照岡 8年ぐらい前には「コンドやタウンハウスにそんなにお金を出すの!?」とも言われましたけど、それ以後も住宅の需要がトロントでは高く、人口も増加しているので一概にバブルとはいえないと思いますね。
内藤 家の値段が上がってくると買えないで借りる人も増えますので入札が増え家賃が上がる効果もあります。需要の多いエリアに投資物件を持っていると不動産価値も上がりますよね。

ご自身が家を最初に購入されたときに不安はありましたか?

照岡 やっぱり多少は不安でしたよ。初めて大きなお金を動かすわけですから。でも一年も経つと慣れてきて、それほど怖くなくなりましたね。
内藤 家は必ず必要なもので、買うか借りるか。大きな買い物ではありましたが、思いきって購入したところで何年かして数字を見ると…(笑)
照岡 近所のリアルエステイトのエージェントからそのエリアの地価が書かれたフライヤーが届くのですが、それを見ると自分たちの家の地価が上がってきていることが見えてきて、購入して2、3年経ったころには自分たちと同じような家が驚くような値段で売られているといったことも多く、買ってよかったなと実感しますね。

一軒家にお住まいのお二人。一軒家に住む理由はなんですか?

照岡 プライバシーじゃないですか?タウンハウスだと隣の人の声や音が聞こえるなど、共有部分がありますからね。一軒家ではメンテナンスや芝刈り、雪かきといったことを自分でしなければいけませんが、私は苦ではないので。コンドにはメンテナンスの手間がなく、ジムやプールなど施設が充実している魅力があるので、忙しい方にはコンドの方が住みやすいかもしれませんね。
内藤 でも、コンドのメンテナンスフィーを合わせてモーゲージを考えていくと一軒家やタウンハウスのモーゲージと同じくらいにまでなることもありますよね。私の周りの友人たちは比較的一軒家が多いと思います。
照岡 コンドだと部屋数の多い物件が限られますからね。

現在人気の投資物件はどんなものですか?

照岡 100万ドル以下の家が人気ですね。
内藤 最近は100万ドル以上の家のファイナンスが厳しくなってきているのは確かですね。またそういういわゆる豪邸ほど今価格の上昇が落ち着いてきていますがそれ以下の中堅クラスのものの価格上昇はこれからも期待されます。『不動産は財産であり投資』であることは間違いありませんね。
照岡 移民の国で新しく来た方が必要としますし、移民の方たちは仕事を見つけるためにも便利さを求めて市内の物件を希望されることが多いですね。

個人的に注目されている投資物件エリアはありますか?

realestate-myhome03照岡 ダウンタウンだとベイストリートかな?結構金融関係やOLの人たちからの需要がありますね。金融機関や病院も近くに多くあるし、近隣環境が整っていますからね。
内藤 私はヤング×エグリントンです。新しい地下鉄ラインも通りますし、ヤングプロフェッショナルが多く、エンタテインメントや美味しいレストランも多く綺麗。ちょっと行けばグロッサリーストアもあって、車でもアクセスしやすいですよね。住処としても投資としてもエリアは重要で、良い環境で良い学区であることを念頭に家探しをするとまず間違いないと思います。金利の低い今が買いやすい時期なので、思い切りが大事だと思います。カナダでのマイホーム購入は夢というほどに遠いものではなく、日本よりもっと現実的なものです。