ケース・カテゴリ別 僕・私の留学体験記

様々な理由で留学を思い立ち、カナダを選んだ学生たち。現地留学を通して感じたこと、学んだこと、頑張っていること、生かしている経験を語って頂きました。


Acadia University卒業後、プログラマーとして就職・移民を経て起業した小林雅史さんの留学。

小林雅史 Acadia University、Bachelor of Computer Science卒業
Software Developer、makeanart.com

masashi-kobayashi-日本の大学2年次進学のために必要だったTOEFL試験で交換留学へのスコアを偶然にも取得、留学を勧められたのがきっかけだったという小林さん。経済的な理由からアメリカではなくカナダを選び、留学フェアで一番対応の丁寧だったAcadia Universityへの1年間の交換留学を決意する。「英語が聞き取れない、話せないことに苦労した」と言う小林さん。いざ帰国の時期になっても自分の英語力・成績に納得がいかず、Acadia Universityへの編入を決意する。

「編入と言っても学部をコンピュータサイエンスに変え、1年生の授業からしっかり取り直しました。とにかく英語を話して聞けて書けるように、単位要件の授業以外にも様々な授業を聴講しました。また、仲良くなった友人とルームシェアをして出来るだけ喋ったりしたことも英語を練習する上で良かったと思います」と、大学時代を振り返る小林さん。始めの2年間は苦労も多かったが、インターンシップでカルガリーやウォータールーの企業に勤め、大学の水泳部再興に貢献したりと学生生活を楽しむ余裕も出た。

その後就職、移民を経てトロントで起業した小林さん。「大学で勉強したコンピュータサイエンスの理論は現在の仕事で書くプログラムにも応用できています」と、やり遂げた大学留学は彼の技術の基礎、そして自信となっている。プログラマー、ディベロッパーとして日本とカナダを繋ぐ会社にしていきたいと、小林さんは新たな夢を追いかけている。


将来的に起業を目指し、現在George Brown CollegeのBusinessコースに通う黒岩優希さんの留学。

黒岩優希 George Brown College Business Administration在学中
Student/Co-founder、nextstep-canada.com

yuuki-kuroiwa小学生の時から家族で海外旅行に行っていた黒岩さん。「英語が話せれば現地の人と会話ができる」と英語に興味を持ち、海外就職が彼女の夢となった。その夢のために留学を決意した彼女は、中学生ながらに自分で留学について調べ、海外留学は大学よりも高校からの方が良いと判断。「英語がきれいだと聞いていたし、好きな音楽アーティストもカナダ人だったから」と留学先をカナダに決めた。そして両親を説得して、Nova Scotiaにある高校へ2年次編入をした。

留学当初、白人ばかりの環境に戸惑う中、自分から積極的に話し、質問していくことで、段々と英語も上達していった。黒岩さんは高校での経験をこう語る。「高校生活で経験したことは日本では経験できないようなことが多く、全て自分で考えて行動しなければいけないため自立心が身に付き、いろいろな部分が成長したと思います。高校で知り合ったカナダ人の友達や留学生の友達、人数は少ないけど自分のように留学している日本人の友達は一生の宝物です」

高校が田舎にあったため都会の学校に憧れ、高校卒業後にはGeorge Brown Collegeへの進学を決意。コースは「1回きりの人生を後悔しないために」と起業を目指しBusinessを専攻している。現在既に共同で留学エージェントの経営を始めており、日々学内外で仕事と勉強を通して夢を追いかけている。


日本で就職後に、自分の夢を追いかけてカナダの大学院へと通った公家さんの留学。

公家孝典 Acadia University、Master of Education, Counselling 卒業
Counsellor / Psychotherapist、jss.ca
takanori-kuge
日本の大学では心理学を専攻した公家さん。卒業後、当時システムが確立されていなかったため、スクールカウンセラーではなく教師の道を選んだ。カナダ留学のきっかけはJETプログラムで来日していた教師が帰国後大学院進学を目指していると話を聞いてから。大学院入学に必要なTOEFLの点数取得のため、来加し6か月ほどESLに通った。その後Acadia University大学院の門をたたいた。

「とにかく読む量が多く、苦労しました。経験したことのない勉強量で入学2週間でショック状態になっていましたね」と大学院生活を語る公家さんは、「“目いっぱいに科目を詰め込み、最短で卒業しなければならない”という強迫概念があったのだと思います。鬱状態になり大学にいるカウンセラーと話をしたときに、自分で自分にプレッシャーをかけていたことに気がつきました」と、頑張り過ぎず、無理をし過ぎないことがプログラム修了の“最短ルート”だと考え、2年のプログラムを2年半かけて修了した。

公家さんはその後、就職・移民を経て、現在はカウンセラーとして働いている。「性格的に“鬱とは無縁だ”と思っていた自分が、鬱状態を体験できたことは、特にメンタルヘルスに関する相談でいらっしゃるクライアントに接するうえでプラスになっていますね」と、長年の夢をかなえた公家さんは今、苦難や問題に直面した人々が前に進んでいくための手伝いをしている。