カナダ生まれのスポーツブランド

技術や性能にこだわりを見せるカナダ生まれのスポーツブランド

SUGOi

sugoi


www.sugoi.com

SUGOiは自転車ウェアを主に扱うバンクーバー生まれのスポーツブランドで、そのブランド名はまさに日本語での「すごい」を意図し名づけられた。この理念のもと、1987年に自転車レーサーのDavid Hollandsとファッション業界を志す学生であったCarol Prantnerにより設立され、現在では世界的な自転車メーカーであるキャノンデールの公式ウェアサプライヤーでもある。
ファッション性も然ることながら、機能性を併せ持つウェアを製造しており、製品からその品質の高さが伺える。例えば、同社のハイドロライトジャケットは、素材表面に水分が触れると繊維が水を含んで膨らみ、繊維同士が密着することで水の浸入を防ぐ耐水機能素材を使用している。つまり晴れのときは通気性、雨を受けると耐水性にそれぞれシフトする仕様となっているのだ。
また、SUGOiの初めての商品は自転車用のショーツだったが、そのトレードマークであるショーツはヨーロッパの自転車雑誌で何度もベストバイ賞を受賞している。現行の同社最高峰ラインであるRSEシリーズのショーツには、シャモア(サドルに触れる股の部分)にSUGOiの最高級の技術であるFXEが採用されており、ゲルによるフィット感と振動吸収性がサドルの上のトラブルを最小限に抑えるものとなっている。この他にも優れた製品を数多く提供しており、SUGOiの名に違わず、快適な走りをレーサーに約束するブランドである。

Shop Information
Urbane Cyclist
180 John St. / www.ucycle.com


lululemon

lululemon



shop.lululemon.com/home.jsp

lululemon athletica、通称ルルレモンはバンクーバーで1998年に設立された、ヨガやランニング等のエクササイズ衣料を中心に取り扱うスポーツブランドである。カナディアンだけでなく、日本人のヨギー、ヨギーニにとってもヨガウェアの有名ブランドの一つとして認識されているのではないだろうか。比較的高価格ながらも、その人気を支える特徴の一つは生地性能の高さ。例えば、同社の製品のシグネイチャーとして高い頻度で使用されているLuon®という生地は、速やかな汗の排出特性、ヨガの多彩な動きに対応するために加えられたfour-way strechと呼ばれる伸縮機能、通気性、心地良い柔らかな肌触りといった特徴を併せ持っている。
また、製品の使用目的により、生地を最適化させ多くのバリエーションを持っていることも強みである。この細やかな配慮は生地だけでなく製品の仕様としても顕著に現れており、例えば、寒さ対策のためポニーテール用の通し穴が付いているフードや、エクササイズ時のヘアゴム忘れ対策として、ジッパー部分にヘアゴムが付属しているバッグやフリースなど、ユーザー目線の製品を取り揃えている。
製品の大部分が5年間使用できることを意図して作られており、高い使用耐性があることも大きな魅力だ。比較的若いブランドながら着実に顧客を獲得してきた背景には、近年のファストファッションブームとの対極を走るような製品ラインで勝負してきたことが伺える。堅実なスタンスが魅力的なカナダの優良ブランドである。

Shop Information
342 Queen St. W
153 Cumberland St. 他


Endeavor Snowboards

endeavorsnowboards



endeavorsnowboards.com

Endeavor Snowboardsは2002年にプロスノーボーダーのMax Jenkeによって、彼の出身地であるバンクーバーに設立されたスノーボードブランド。競技者であるMaxが自分でブランドを作ろうとした経緯には、当時のスポンサーがスノーボード事業から撤退し、彼の元からスポンサーがいなくなった際に「理想のボードを自分で作る」という結論に至ったことに端を発する。
様々な友人の協力のもと、準備開始から1年後には最初の製品ラインの製造にこぎ着け、2002年にビジネスをスタートさせた。理想のボードのための飽くなき研究開発と、「スノーボードは単なるスポーツではなくライフスタイルであり、自己表現であり、グラフィックデザインやアートをも体現するもの」というMaxの理念が、ブランドの基本的な指針である。
同社はArchetypeと呼ばれるプロトタイプ用の研究所を所有しており、検証と実験のため、海外工場用の材料と研究専用のハイエンド材料を常に用意し、加工用の機械類はボードの理想的なディテールの実現のため一から設計するという徹底ぶりだ。また、ボードのデザインについては、気に入ったアーティストとのコラボレーションを計るなど、スポーツとアートを同列に語るMaxの価値観が色濃く反映されており、商業主義とは一線を隔てたDIY(Do It Yourself)精神がこのブランドを形成している。

Shop Information
Community Boardshop
9251 Yonge St., Richmond Hill / www.facebook.com/CommunityBoardshop


Arc’teryx

endeavorsnowboards



www.arcteryx.com/Home.aspx?language=EN

アークテリクス(Arc’teryx)は1989年にバンクーバーで設立されたスポーツブランドで、当初はクライミングや登山などの際、腰と太ももに着用する安全帯であるハーネスを製造する会社であった。現在ではロッククライミング、スキー、スノーボード、トレッキング、ハイキング、ランニングを主として、関連するアパレル、グッズを取り扱っている。アークテリクスという名称は、最古の鳥類として知られる始祖鳥(Archaeopteryx)に由来している。
日本でも公式に展開されており、始祖鳥の「化石」ロゴを一度は見たことがあるのではないだろうか。例えば、人気商品の一つにGore-Texを使用したアウトドアジャケットがある。街用のウェアとして十二分に通用するデザインで、無駄がなく洗練されており、日本ではbeamsなどのセレクトショップも取り扱う程だ。
なお、機能面に関しても同じことが言える。実際に同社が開発し、業界標準になっている技術がいくつか存在しており、止水ジッパーや熱圧着による無縫製技術がそれに該当する。また、Gore-Texの開発元であるW. L. Gore and Associates社や、フリース素材を取り扱うPolartec®社との緊密な産業提携を築いており、技術革新に対する志の高さが垣間見えよう。まさに「始祖鳥=進化」というイメージの如く、日進月歩を体現しているブランドである。

Shop Information
Adventure Attic
28 King St. W,Hamilton / www.adventureattic.ca