悲しい過去や恐ろしい歴史を秘めたトロント近郊のちょっと曰く付き“新” 心霊スポット11選

日本の夏といえば肝試しや心霊特集などの怖〜い話題。ここトロントでも暑い夏を少しでも涼やかに過ごせるような怖〜いヒト・モノ・コトを集めてみました。この夏のアクティビティや旅行先にいつもと違ったスパイスを加えてみてください。

Gibraltar Point Lighthouse

夜になるとジョンの足音が聞こえてくるかも ©Timothy Neesam


この灯台の周りには未だにジョンの死体が残されている

Toronto Island

1808年に建てられた五大湖にある最も古い灯台。初代灯台守を務めたジョン・ラデルムラーは副業でお酒の製造・販売を行っていた。 その密造酒を探しにきたフォート・ヨーク兵2人と口論になりジョンは命を落とす。殺人を隠蔽しようと兵士たちはジョンの遺体をバラバラにし、灯台付近のあちこちに埋めてしまった。今でも遺骨の一部が見つかることのあるこの灯台では不思議な光が見えたり、灯台の階段を登る男や手足を探している男の幽霊が目撃されている。きっとジョンが今でも灯台守の任務をこなしつつ、自分の身体を探しているのだろう。

Bridge by Old Finch and Morningside

不用意に誕生日を祝って彼女を刺激しないように

この橋で命を落とした少女が今もなおこの世を彷徨っている

Old Finch Ave at Morningside Ave East Side

過去に若い女の子が誕生日の日に命を落とし、今ではその少女の泣き声や叫び声が聞こえてくるという。また、この橋で「誕生日おめでとう」と言うと彼女の霊が現れるとか。勇気がある人は彼女のために誕生日の歌を歌ってみるのはどうだろうか。

Colborne Lodge

夜訪れると二階の窓辺に人影が見えるかもしれない…

11 Colborne Lodge

ハイパーク内にあるこのロッジを訪れたことのある人はいるだろうか?現在はトロント市が保有する博物館として運営されているが元はハイパークを造ったジョン・ハワードの家として1836年に建てられた。妻のジェマイマは辛い闘病生活の後、この家の寝室で亡くなっており、今もなお寝室の窓辺に佇む姿が目撃されている。

The Old Don Jail

物々しい建物が歴史を物語る

中は一般だけでなくメディアなどの立ち入りも禁止されている

550 Gerrard St E

1864年に建てられたこの刑務所は、当時北米最大規模にもかかわらず、軽犯罪者から重犯罪者まで許容収容数の倍以上の囚人が収容されていた。1908年以降カナダで初めて絞首刑が行われ、1962年12月11日に有名な死刑囚ロナルド・ターピンとオーサー・ルーカスの2人の刑が横並びで執行されたのを最後にカナダでは死刑が撤廃されている。噂では彼らの霊が彷徨っている話や、独房で自殺した女性囚人の霊が憤怒に満ちた表情と長い金髪を振り乱して建物の周りを彷徨い叫ぶ姿が目撃されている。

Guild Inn grounds

100年以上の歴史を持つこの場所では多くの魂がさまよっているようだ

201 Guildwood Pkwy, Scarborough

アメリカ軍ハロルド・ビックフォード大佐の別荘として1914年に建てられたこの建物は、これまでミッション系の学校や博物館、軍用病院、ホテルなどさまざまな用途に使われてきた。かつて多くの兵士たちがここで命を落としたことからカナダでも有数の幽霊目撃情報が寄せられており、肝試しに訪れる若者の多くが体調不良や寒気を訴え、若い兵士の幽霊や床に横たわる大量の死体を目撃することがあると言われている。2015年に本館は改装工事が行われ、現在はまたホテル・結婚式場として使用することもできる。

Old City Hall

歴史のある建物に幽霊話はつきものなのだろうか

60 Queen St W

現在は裁判所として使用されており、トロントの観光名所としても知られる旧市庁舎は心霊ファンには様々な現象の起こる場所としても人気が高い。服が何かに引っ張られる感じがしたり、階段を降りるときに誰かに背中を押される感じがしたり、誰もいない廊下でうめき声が聞こえたりとその噂は絶えない。特に有名なのは無実を主張しつつもカナダ最後の死刑が執行されたオーサー・ルーカスとロナルド・ターピンが裁判官に取り付いているといわれている。

Lower Bay Station

所々に残された過去の建物が雰囲気を醸し出す

64 Bloor St W

TTCグリーンラインのベイ駅の地下に実はもう一つの駅があるのをご存知だろうか。1966年に造られ、6ヶ月間だけ使用されたその駅は現在は一般には公開されておらず、主に映画やテレビ番組などの撮影で使用されている。しかし、Lower Bay Station近くのトンネル内で作業をする多くのTTC職員が真紅のドレスに身を包む女性の幽霊を目撃している。足のない彼女はホームの出入り口付近を浮くように彷徨っており、気がつくとその姿は跡形もなく消え去ってしまう。またとある噂では、彼女の目には“ブラックホール”があるとも言われており、万が一TTCが回り道をしてLower Bay Stationを通ることになっても決して彼女と目を合わせてはいけない。

The Royal Conservatory

目撃される多くの霊に悪意はないそうだが…

273 Bloor St W

かつてトロント大学とマクマスター大学によって医療施設として使用されていたこの場所では多くの奇妙な出来事が報告されている。その噂はCBCが心霊調査を行うほどで、2階や3階のホールで女性の姿や階段を急いで上る男性の姿が見かけられたり、囁き声やドアの鍵が勝手に開く現象が確認されている。

Grenadier Pond

事故に遭遇しないよう、むやみに水辺に近づきすぎないようにご注意を

High Park

ハイパーク内にある池にまつわる噂話を聞いたことがあるだろうか。水の中から見られている気配を感じたり、幽霊兵士の行進に遭遇したりと複数あるのだが、実際はいつの時代の兵士なのかわかっていない。全ての話に共通しているのは凍った池に落ちて死んでしまった兵士だということだけ。

Old Fort York

この建物には未だに当時の兵たちが住んでいるのかも


100 Garrison Rd

ここは1813年にヨークの戦いの舞台となり、実際にアメリカとイギリスが戦った戦場跡である。その場所がら戦死した兵士たちの幽霊が数多く目撃され、赤い軍服の英兵やダークブルーの軍服を着た米兵、もし新緑の軍服兵士を見かけたらそれはヨークの民兵の霊だろう。現在は様々なイベントやデモンストレーションを通して歴史を学べる場所なので興味がある人はぜひ一度訪れて見てほしい。

St. Michael’s Hospital

最も古い本館は1892年に建てられている

30 Bond St

トロントにある病院の中で最も霊の出る場所として有名なのがここSt. Michael’s Hospital。複数の幽霊の中にヴィニーという愛称で親しまれている修道女の霊がおり、7階で電気をつけたり消したりといったポルターガイストを起こす一方、一晩中患者に毛布をかけて回るなど生前ここで働いていた時と変わらぬ気遣いを持ったままだ。しかし、頭巾をかぶったヴィニーの顔は真っ暗な闇があるだけで誰も顔を見ることができない。