日本で輝き続けるワーホリ先輩に聞く!#02

ワーホリよ、大志を抱こう! 目標に向かって日本で輝き続けるワーホリ先輩に聞く!
年間6000千人以上ともいわれるワーキングホリデーが訪れるカナダ。新たなキャリアアップのため、就職活動のための英語のブラッシュアップ、自分探しなどなど目的は人によって様々だ。今回紹介する3人は「働く/就職」というキーワードを胸にカナダでワーホリ生活を送り、その経験を糧に日本に帰国後、目標にむかって仕事に打ち込む男女達。彼らにカナダ時代を振り返ってもらうとともに今その経験がどのように活かされているかを教えてもらった。

working-holiday-rina-nakamura-01中村 里奈 (23歳)

2012年〜2013年 大学3年の時に休学をして ワーホリビザでカナダ滞在 留学開始(2012年9月)→語学学校(6mo.)→TORJA編集部(11月〜9mo.)→ホテルフロント&インターンシップ斡旋会社でのインターンシップ(4mo.)→帰国(2013年9月) ★現在のお仕事:大学4年(外資系企業でコンサルタント職に新卒内定)
★座右の銘:ラブリーに生きろ!死ぬ以外の経験は何でもする!
★将来の夢:「あなたは私の誇り」と言ってもらえる人間になること。
★またカナダに戻ってきたいですか?:もちろんです!

早朝TORJAの仕事をこなし、日中一流ホテルでインターン、夜はまた残りの仕事や大学の課題、英語の勉強をこなしていたスーパーワーホリだった中村さん。日本に帰国後、厳しい就職活動を経て、見事、外資系IT企業のコンサルティング職から内定を獲得した。その行動力の源とは・・・

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ホテルのインターンシップでお世話になった上司と一緒に

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アルバイト先のエントランスにて 担当YouTuberさんと一緒に


TORJA出身の中村さんはかなり多忙なワーホリ生活だった印象だけど、実際はどうでしたか?

とにかく充実した一年間でした!一番忙しかった時期は、朝5時に起きて家を出る8時までTORJAの編集の仕事をして、9時から16時までヒルトンホテルのフロントのインターンシップ、その後は19時までインターンシップ斡旋会社のお手伝いをし、帰宅後はまた編集の仕事をする…というのが平日のスケジュールでした。休日は、遠方へ取材に行ったり、大学の課題などをしていました。もちろんたまには遊びや、飲みにも出かけていました!(笑)語学学校に通っていた時もTORJA編集部に所属していたので、朝から晩まで教科書やパソコンに向かう日々でしたね。今だからこのライフスタイルをいえますが、当時は心配されて仕事が減らされると思い、黙っていました…。毎日山のようにすることがあって、今考えても最高に充実していた日々でしたし、常に時間管理や作業効率向上を考えていたので、自分的にも一番成長した期間だったと思います。

外資系の企業から内定が出たと聞きましたが、今はどんなことを?

就職活動も終わり、来年からは外資系の会社でコンサルタントとしてキャリアをスタートする予定です。今は大学に通いながら、社会経験を積むためにPR会社でアルバイトをしています。週に3〜4回フルタイムでお世話になっていて、業務内容は動画を使ったマーケティング事業やウェブの口コミを使ったサービスのサポートです。資料づくりもYouTuberさんとお会いしての仕事も、自分で考えて実行することが求められるのでアルバイトながらとてもやりがいのある環境だと思います。ウェブやマーケティングの知識が全く無い私にとっては、どの仕事も面白く、またチャレンジングで勉強になることばかりです。今は、来年からの仕事に向けて、スキルや知識を詰め込む時期だと思っています。

カナダの経験がどのように現在活かされていますか?

カナダでの一年間は私の人生を変えてくれました。カナダで働く経験をしなかったら、就職活動で外資系企業を選ぶことも、コンサルタントという職種を選ぶこともなかったでしょう。良い意味でも悪い意味でも日系企業と外資系企業の違いを学び、自分がどういう環境で誰を相手に働きたいのか、という点を意識して就職活動に取り組んだのは海外経験が大きく影響していると思います。視野が確実に広がったと思いますし、目標がより明確になったと思います。また、カナダで働く日本人の方とたくさん出会えたことも大きな財産でした。海外で働く日本人の生の声は、自分のキャリアプランを立てるのに大きく影響しています。「一人前の社会人」はずっと先のものと漠然と思っていましたが、私がお会いする社会人の方々は若くて責任ある仕事を次々とこなしていました。そんな刺激的な出会いを通じて、より自分の人生を本気で考えるようになりました。

ホテルでのインターンシップも充実していたみたいですね?

日本人が一人もいないホテルでインターンシップをしたときには、親切なスタッフにも恵まれ、人にも法にも守られていると実感することが多かったです。セクハラやパワハラにとても厳しく、同僚が私に対して失礼な言動をしたときに、上司がその同僚を厳しく叱ってくれて、とても感動した記憶があります。日本と海外のビジネス・カルチャーの違い、そして海外での働きやすさを学べたことは大きな財産になったと思います。

日本帰国後の就活はどうでしたか?

カナダであまりにも濃くて刺激のある日々を過ごしていたので、大学に復学してからは毎日が退屈で成長が止またような感覚に苦しみました。就職活動でも、「エントリーシート」「OB訪問」「SPI」「自己分析」などの言葉に踊らされながら、みんなと同じようなスーツを着て「THE 就活生」をしている自分が気持ち悪くて仕方なかったです。自分が特別とは思いませんが、自分の活発さや強い気持ちというアピールポイントが、リクルートスーツを着ることでつぶされてしまうと感じたのです。カナダで、自己責任を前提にした自由なビジネス・カルチャーを経験してすぐだったので、より一層強く感じたのかもしれません。それで本格的な就職活動が始まる4月からは自分らしいスーツ、ヘアスタイル、鞄で就職活動に臨むことにしました。幸いなことに、自分でも納得のいく企業から内定をいただき、無事に就職活動は終わりました。

中村さんと同じように大学3年で休学して、帰国後就活に臨む人達が非常に多いトロントだけど、先輩としてメッセージをお願いします。
よく学生の方から、「なにが就職活動で有利ですか?」「留学中にしておくべきことは?」という質問をもらいます。私はカナダで良い経験をさせてもらいましたが、全ては最初から意図していたことでも、就職活動のためにしたものではありません。ピンと来た出会いがあれば、「一緒に仕事してみたい!」「認められたい!」という気持ちで飛び込んだだけです。気にしていたのは自分の仕事の質だけ。「学生だから」と思われたくないので、見栄を張って仕事を盲目的にこなしました。夢があって何かを掴みたいと思うなら、今は自分の成長を考える前に、現時点でのアウトプットの質を気にするべきだと思うのです。そして、質が悪いなら修正するために人から学ぶしかない。でも学ばせてもらうならその対価をどこかで支払うしかない。だから、自分ができる範囲のことを進んでガムシャラにやるしかない。それが結果、成長の経験になるのだと思います。

座右の銘とおりのトロント生活だったみたいですね。

「死ぬ以外の経験はなんでもする」という言葉は、アメリカ人の女優さんが私が留学に来る前に読んだVOGUEの取材で答えていたものです。「私は将来何がしたいのかな?」と悩んでいた時、この言葉には「今とりあえずやってみろ!」と勇気をもらった気がしました。一本道だと思っていた人生に、可能性が無限にあることに気づかされました。極端な話、20年後に巨額の富と名声を築く可能性が1%といわれても、むしろその1%を実現するために何かしら方法があるのだと思うだけでワクワクして希望が湧くわけです。この「可能性1%理論」は今でも私の行動の核となっていて、あらゆる場面でモチベーションを掻き立ててくれます。1%を実現するために必死でもがき続け、気がづいたら一人じゃなくて仲間や師がいるわけです。それを繰り返していたら、絶対悩みなんてなくなりますよね。