ゴルフ体験記 第1回 ゴルフ体験記(1)カナダでゴルフに出会うまで

新年明けましておめでとうございます。

2017年はカナダ建国150年を祝う年ですが、私にとっても記念すべき年になります。1967年にカナダ永住を果たして丁度50年を迎える節目の年です。そして、ゴルフを初めて、丁度40年になります。この記念すべき年の門出に、ゴルフ体験記を記述したいと思います。

ゴルフ体験記(1) カナダでゴルフに出会うまで

終戦の年1945年に、大阪府の北の端、能勢郡の山奥で生まれました。その疎開地で6歳まで育ち、何より木登りが得意で、まるで山猿のように次から次へと高い木を目指してよじ登っては、よく叱られたことを覚えています。育ち盛りの頃、踏み台を使って棚の上にあった「缶」を見つけ、その中に入っていた丸く平たい物を待ちだして遊んでおりました。

それを丘の上から渓谷に向かって投げると、石ころと違って驚くほど遠くまで飛んで行きます。そのうちに人差し指を鍵のように曲げて投げてみると、空中で舞うように飛んで行くのです。そうやって遊んでいるうちにドンドン面白くなっていきました。ひょっとするとこの頃から何かを空中に飛ばす喜びを覚え始めたのかも??将来それがゴルフボールになろうとは知る由もありませんが・・・。

缶の中身を全部投げてしまって帰ってみると、母に「その銭入れの缶をどうして持ってるの?」と聞かれ、自慢げに「あそこの丘から投げるとネー、谷底まで飛んで行ったよ」と伝えたものです。山奥で育ち「お金」の知識が全くなかったのです。もちろん叱られました、「お金を粗末にすると罰があたるよ!」と(これも今になって考えると生涯「金」がたまらない所以かもしれません)。

僕が小学校に入るというので、一家で大阪市内に引越すことになりました。1951年の大阪は、洪水の如く行き来する「人、人、人、」「車、車、車」の渦でもう別世界でした。人里離れた山奥育ちの自分には見るもの全て珍しく、まるでタイムマシーンで未来の時代へやって来たような感じです。道路を横断しようとすると、みんなが「ピッピーッ」と警笛を鳴らします。「大阪ってうるさいなぁ」と思ったものです。後で分かったことですが、信号なんて見たことも無く知らないので無視して渡っていたようです。オォ、危ない、危ない!


golfカナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7

2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。