マイゴルフ~ゴルフのススメ~第52回
Q&Aインパクト後のボールのバックスピン量を減らすコツ
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
Q.ゴルフ打ちっ放し練習場についての情報、大変参考になりました。今回は、打ちっ放し練習場で効率的に上達できる練習方法等がありましたら、ご教示下さい。
ゴルフ暦:ビギナー、ハンデ-:なし、30代、男性
A.前回では「自分に合ったシャフトでヘッドスピードを上げてで飛距離を伸ばすコツ」について解説しました。今回は、飛距離を伸ばす方法の一つとして「インパクト後のボールのバックスピン量を減らすコツ」について解説します。
②ドライバーのバックスピンを減らすコツ
ドライバーで理想のバックスピン量は2500rpmですが、フェースの下側にボールが当たると3500~5000rpmのバックスピンがかかってしまい、ボールが吹き上がって飛距離が伸びません。バックスピン量が多いとボールが着地してからのランも望めません。
自分のバックスピン量がどれくらいなのか、シュミレーションゴルフ場やクラブフィッテイングしているプロショップでお確かめ下さい。
ドライバーショットでバックスピンを低減させるには、
⑴ティアップを高くする。これで殆ど解消です。
クラブフェースの中心よりも上の部分にボールが当るようにするとバックスピン量が減ります。ボールをティアップする際、その横にドライバーのヘッドを並べて立てて、ボールの中心がヘッドの高さよりも高くなるようにティアップして下さい。最初は「テンプラ」になるのではないかと不安でも、続けていると高弾道のボールが出るようになり、必ず飛距離が伸ます。
⑵スイング軌道を少しフラットにすれば、バックスピン量が減ります。
⑶ドローボール(右に飛び出して左に戻ってくるボール)を打つことにより、ボールにはサイドスピンがかかり、バックスピン量が減ります。(ドローボールの打ち方については後日解説します)
③練習場のボールは市販のボールに比べて5~10%ほど飛距離が落ちることを予め理解しておく。練習場の打ちっ放し用ボールは表面の凸凹(デンプル)がすり減っているので、飛距離が落ちます。
④ターゲットを定めて練習する。
打ちっ放し場では、距離が表示されています。自分なりの目標のラインを決めて、想定をしながら練習します。ゴルフ場ではOBがあったり、池があったり、バンカーがありますが、練習場には何もないので、ここまでならセーフ、あそこに落としたいなど、自分の定めた目標地点の近くに打てるように練習しましょう。SWなどでアプローチの練習する場合、距離感が絶対重要ですので、目標を決めての練習は、非常に役に立ちます。
次回は、打ちっ放し場で実際の練習方法について解説します。