楓の森の歩き方 第14歩

ontario-outdoor-adventures-title-14


テント越しに差し込むキラキラとした朝日がほのかに頬を照らし、笑顔の朝を運んでくれます。耳を澄ますと湖に響き渡るルーン(アビ)の鳴き声。餌を求めて鳴いている声には思えない、神秘的で綺麗な声です。

キャンプサイトの水辺ではムース(ヘラジカ)が水草を頬張り、むしゃむしゃと朝ごはんを食べているかもしれません。

静かで心地よい朝の時間が、ゆったりと流れていきます …。

ontario-outdoor-adventures-01


このような地球からの贈り物のような朝をむかえることのできる場所は、さてどこでしょうか?

都会の喧噪や熱気から抜け出し、アルゴンキンパークなど北方の森の中でキャンプをすると、毎日の忙しい生活を忘れ、心身ともにリラックスできます。大自然(地球)の波長を感じ、畏敬の念を再認識することで、地に足をつけた本来の自分にもどれます。

これらは健康維持に役立つ、日常生活には欠かせない癒しの時間とも言えるでしょう。

自然の中で余暇を過ごすエコな時間、そのスタイルにもいろいろあります。キャンプ場でのカーキャンプ、バックパッキング、カヌーキャンプ。そしてロッジやキャビンに宿泊し、ゆったりと優雅な時間を過ごす滞在型。

その中でも、取り分けわたしたちのオススメするオンタリオならではのキャンプは、カヌーキャンプです。

カヌーキャンプとは、湖畔からカヌーに乗り、湖畔や小島に設定されているキャンプサイトに泊まるという、カヌーでしか行けない場所でのキャンプ。まさにオンタリオならではのキャンプの醍醐味ともいえるスタイルです。

ontario-outdoor-adventures-02

1.島でキャンプ 2.キャンプエリアのマーク 3.ナイスっ! ポーテージ☆ 4.食料は木に吊るします
5.キャンプ飯、最高っ☆ 6焚き火はしないとねっ♪


アルゴンキンパークには、湖や川をつないだカヌールートが延べ2500キロ以上あり、湖畔や小島にキャンプが許可されているキャンプエリアが設定されています。各エリアには、オレンジ色の目印が木に付けてあり、テントを張ることが出来るのです。野生動物への配慮から、テントの中にはいかなる食料も持ち込まないように注意し、食料をロープで木の上に吊るします。これもカナダのキャンプならではですね。

湖から湖へ、水のない陸路はどうやって移動するのかご存知ですか?

実は、ポーテージと呼ばれる、カヌーを頭上にかぶるように担ぎ上げて歩くスタイルで移動します。ひとりでポーテージできるようになれば、一人前のカナダのカヌーイストですよ。

初めての方には、経験豊かなブロのカヌーガイドのもと、カヌーの知識や食料や荷物の準備、料理の仕方、食料品の吊るし方、カヌーの運び方などなど、たくさんの知識を学んでほしいと思っています。

オンタリオでキャンプをする場合、キャンプ場やキャンプサイトの事前予約が便利です。オンタリオパークスのWebサイトから予約が出来ますので、ご利用をお勧めします。(www.ontarioparks.com)

カヌーでしか辿りつけないキャンプサイトは、とても美しくひっそりとした森の中にあります。満天の星空のもと、静寂を破るのは、鳥や動物たちの鳴き声と風と木々の音…。
それでは、最高の旅(ジャーニー)をお楽しみください!

大自然、ウィルダネス(原野)の夜へ…
続きはWebへ

http://ooablog.wordpress.com

Like us on Facebook!

Facebook
www.facebook.com/ontariooutdooradventures

Website
www.ontariooutdooradventures.com

email
info@ontariooutdooradventures.com



Holly Blefgen (ホリ―・ブレフゲン)

hollyblefgenオンタリオ・アウトドアアドベンチャーズの代表。ナチュラリスト。春から秋にかけてカヌーととトレッキング、冬はテレマークスキーでネイチャーフィールド へ。30年余りに及ぶガイド経験を持ち、オンタリオ州及び日本における文化・歴史・自然にフォーカスしたツアーを通して、クライアントとその情熱を共有す ることを愉しみにしている。


ontario_outdoor_adventures_logo_july3

写真/アートワーク/レイアウト : 尾西 知樹 翻訳: 瀬川 貴子