「Support Our Kids東日本大震災 被災児童自立支援プロジェクト」レポート

 トロントを訪れた 東北地方の中高生9名がホーランド・ブロアビュー・キッズ・リハビリテーション病院を訪問、病院の子どもたちとともに制作した大漁旗の贈呈式に出席

7月23日、SOKプロジェクトでトロントを訪れている 中高生9名がトロント市内のホーランド・ブロアビュー・キッズ・リハビリテーション病院を訪問し、文化交流が行われたほか、病院の子どもたちと一緒に大漁旗を製作し、「ワールドカップラグビー2019日本大会」に出場するカナダチームへ応援の気持ちを込めて、ラグビーカナダ協会のアル・シャノン氏に贈った。

スピーチ

〝みんなが一緒に取り組めるアクティビティ〟
ジュリア院長

 ジュリア院長は、大漁旗を「美しい旗」と形容し大きな感動を語った。日本の学生と文化交流する機会を持てて嬉しいとし、「みなが一緒に取り組める」芸術を通した文化交流を行えたことに喜びを示した。

〝大漁旗はこの病院とSOKの友情のシンボル〟
チャコ・瀬戸山氏

 元気に挨拶を述べたチャコ氏は今回製作された大漁旗について、「病院とSOKの友情のシンボルだ」とコメントした。

〝ラブや友情をシェアする桜を見に来てほしい〟
ジェームズ松本氏

 ジェームズ松本氏は、病院や公園に桜を寄贈する「桜プロジェクト」を9月に実施予定だといい、「美しさを提供し、ラブや友情をシェアする桜を見てほしい」と結んだ。

〝支えてくれる人がいることを学生に知ってほしい〟
伊藤総領事

 伊藤総領事は、大漁旗がカナダチームに幸運と必勝をもたらしてくれるはずと期待を述べた。続いて約10年間SOKプログラムを続けてきたチャコ氏たちの取り組みに感謝を述べた。日本からの学生に対し、「支えてくれる人がいることを知ってほしい。カナダで築いた関係を大事にしてほしい」と結んだ。

〝「大漁旗」はみんなをつなぐカナダと日本のシンボル〟
カナダラグビー連盟 アル・シャノン氏

 アル氏は、“Suppot each other”というラグビーの合言葉を紹介し、大漁旗が「みんなをつなぐカナダと日本のチームのシンボル」になると次大会への意気込みを述べた。

コメント

ホーランド・ブロアビュー・キッズ・リハビリテーション病院
ジュリア院長

 日本の学生との関係を持ち、文化交流ができることは、両国の関係においても、病院の子供たちにとってもとても価値のあることだと思います。学生さんにとっては障害を抱える子供と接する機会は少ないと思いますが、この機会になにか学んでもらえればと思います。今後もこのようなイベントを開催していきたいです。

「Support Our Kids」
ジェームズ松本氏

 震災で家や家族を失う経験をし心にトラウマを抱えた子どもたちが、今回のカナダでの滞在を通し、元気になってほしい、サポートの恩返しをしてほしいという想いでこの活動を続けてきました。障害を抱えた子供たちと学生がアクティビティを通して交流できる良い機会を持てたと思います。

「Support Our Kids東日本大震災被災児童自立支援プロジェクト」レポート

チャリティー・パーティが今年も盛大に開催

参加者全員での盆踊り

 6月22日、「SOK」の代表を務めるチャコ・瀬戸山氏の邸宅で9年目となるチャリティー・パーティが開催され、伊藤恭子トロント総領事や日系文化会館のジェームス・ヘロン館長が参加し式辞を述べるとともに、120名以上もの関係者・支援者と、ボランティアスタッフ30名が集まった。

桜舞の皆さん

 当日は、「桜舞」によるよさこいダンスや日本から巫女舞の舞手として招かれた沓脱(くつぬぎ)紗英さんが舞を披露した。また、売り上げは全て寄付金に回されるというチャリティセールスも行われた。

 SOKのOGである秋山裕乙さんは、「ここトロントでSOKに協力できることに感謝します。このプロジェクトを通じて、私はたくさんのエネルギーに満ち溢れている人々に出会うことができました。本当にたくさんの人の協力によって支えられていると気付きました」と感謝の言葉を述べた。

スタッフ全員での記念撮影

左:巫女舞を披露した沓脱紗英さん 右:伊藤総領事(左)と主催者のチャコ・瀬戸山氏(右)