「夢を語り合える日本人の友達や師匠ができた」笹原崇寛さんインタビュー | カナダのワーホリ先輩に聞く!#05

ワーホリ先輩 5人目 笹原 崇寛さん

北海道からカルチャー発信をすることを目標に、26歳の時トロントでワーホリを過ごす。インターンの経験をもとに現在は日本で音楽、映像、北海道振興関連プロジェクトに関わる。

2014年、化粧品メーカーを退職直後、 26歳の時に渡加

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笹原 崇寛 (27歳)

★現在のお仕事
「初音ミク」を生んだ「音で発想するチーム」、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社にて音楽、映像、北海道振興関連プロジェクトに関わる。
★座右の銘
「人生には雨の日もある」※予備校時代の先生が言ってた言葉を拝借
★将来の夢
日本、世界に対して北海道(札幌)からカルチャーを波及させること
★またカナダに戻ってきたいですか?
仕事として戻ってみたいです!

カナダ・ワーキングホリデー時代の仕事やインターンシップ、ボランティアなどについて振り返って教えてください。

インターンシップ先での第1回トークセッション

インターンシップ先での第1回トークセッション

トロントに来て一番大きかったことは、Creators’ Lounge Inc.でのインターンシップでした。渡加直後、TORJAさんで名前は知っていたのですが、運命的、奇跡的つながりでCEOのTOMさんという方と出会いました。ウェブサイトの運営やFacebookの投稿、国内外アーティストへのインタヴュー記事、イベントスタッフなど、日本語、英語を両方を使いながら本当に色んな経験をさせてもらいました。中でも、ブリトニーのバックダンサーをやっているSohey君だったり、トロント国際映画祭に出展された映画、『TOKYO TRIBE』主演のYOUNG DAISさんへのインタヴューは2人とも地元が同じ北海道だったのでアガりました。学校との両立で大変な時期もありましたが、Creators’ Lounge Inc.でインターンができて良かったです。

現在のお仕事内容(もしくは取り組んでいること)などを教えてください。

現在は、音楽、映像、地域振興関連のプロジェクトに関わっています。
他業界からの転職ということもあり、専門知識習得のほか、先輩社員に色々訊きながら進めています。新規プロジェクトの担当が多いので、公表できないことも多いですが、「創る」ということにとてもやりがいを感じています。マーケティングだったり、撮影だったり、ライティングだったり、色々です。渡加まで化粧品メーカーの営業で既存のモノをひたすら売るということをしてきた僕にとって、非常に新鮮で刺激的です。これから色んなことを吸収していきたいと思います!

カナダの経験がどのように現在活かされているか教えてください。

英語に関していうと、まだまだ修行の身ですが・・・、必要な情報を海外メディアからスムーズに情報収集できるようになったことと、イベントやオフィス外の業務で外国人に話しかけられたり、対応する機会にビビらなくなりました。

やはり日本に帰ってきてから英語を話す機会が極端に減ったので、プライベートや仕事で意識的に機会をつくっていきたいです。

またメンタリティに関していうと、活かされているかは別として、「日本」、「北海道」、「札幌」としての認識が「Sapporo」,「Hokkaido」,「Japan」として考えられるようになったことです。いわゆる国際感覚みたいなものでしょうか。今後、トロントでの経験値を最大化できるように精進していきたいと思います。

ワーキングホリデーでカナダに来て良かった、と思うことを教えてください。

トロントのローカル・レジェンド、MASTAMYSTへのインタビュー

トロントのローカル・レジェンド、MASTAMYSTへのインタビュー

これからもどこかで会うであろう様々なバックグラウンドをもったグローバルな友達が沢山できたのはもちろんですが、中でも夢を語り合える日本人の友達や師匠ができたことが大きいです。

よく日本人との関わりを避ける留学生がいるのですが、僕はそれはもったいないと思います。それぞれ色んな想い、夢をもって渡加している人が多くて、そういう人は人が語る夢を否定せず、どうやったらできるかを考えてくれることが多いです。日本語でとことん語り合うということも、自分の方向性を見定める上で必要なのかなと思いました。

例えば、バーとか居酒屋で将来や過去についてひたすら語り合う!みたいなこともたまにやってました。あとは、トロントからNYが近いので旅行に行き、ひたすらマンハッタンのアッパーウエストからブルックリンまで歩き倒したことも良き思い出です。

日本帰国後の苦労や悔しい思いなどがありましたら、教えてください。

ある程度具体的な目標をもって渡加したものの、トロントでは将来の方向性をひたすら考え続けながら模索していたので、日本に帰国前の苦労?の方が大きかったかなと思います。同世代の友達は日本でプロフェッショナルに仕事をしていたり家庭を築いたりしており、自分が当時やっていたことに不安になることもありましたが、うちはうち、よそはよそ!と持ち前のマイペースさで頑張ってきました。

結果的に第一志望の企業に入社できて本当に幸運だったと思います。また、悔しい思いとしては、大学からずっと東京にいたのでこれまで築き上げた交友関係が疎遠になってしまったり、これまで渋谷でやってたDJイベントを終了せざるを得なくなってしまったことです・・・。地元で就職する上でこれらは本当に辛かったです。地元北海道をとるか東京をとるかというジレンマは正直かなりありましたが、今はこの決断が正しかったと自負しています。

現在ワーキングホリデーの方々や留学生などが役立つ情報やメッセージがあれば是非教えてください。

カナダといえども銃撃事件が結構あるので住むエリアにはご注意ください。SpotCrimeというネットサービスがお勧めです。犯罪がおきたスポットが地図で把握できます。

住んでいたところがEglinton Westからバスでずっと西にいったところで、隣人さんが銃を持ってたり、近所のスーパーで銃殺事件が2013年にあったりとか治安面に若干不安があったので重宝しました。「あっ、ここで銃撃あったんだ。近づくのやめとこ」みたいな使い方ができます(笑)

でも比較的トロントは平和なので場所や振る舞いさえ気をつけていればまったく問題ございません!思う存分トロントライフを楽しんでください!