ようこそお茶の世界へ お茶の時間 #08

紅茶をおいしく淹れよう

3回にわたって代表的な紅茶をご紹介してきました。マイルドでフローラルなセイロンティー。すっきりとマスカテルなダージリンティー。こくのある蜂蜜のようなアッサムティー。皆さんのお気に入りは見つかりましたか?

ティーバッグに入っている紅茶は、飲みたい時に簡単に即、淹れられるのがとても便利ですね。確かに「ルースリーフティーは面倒臭い。」とおっしゃる方は多いのですが、今は様々な便利グッズが発売されています。紙のフィルターはどんなお茶にも対応できるし、ステンレス製のティーボールも一杯のお茶を淹れるのに大変便利です。私も忙しい時はそれらを便利に利用しています。でもやはり、美味しい紅茶をより美味しく飲みたいもの。そんな時こそポットの出番です。さあ、試してみましょう!

美味しい紅茶の淹れ方

(1) 新鮮な水を用意して沸騰させましょう。95度〜100度の熱いお湯を
まずはポットへ注ぎ温めてから、お湯を流します。
(2) 温めたポットに紅茶を入れます。
目安としては、カップ1杯につきティースプーン1杯です。
(3) 沸騰したお湯を人数分ポットに注いだら、すぐに蓋をして3分程
蒸らします。この時ポットの中で、茶葉が上がったり下がったりするの
ですが、これは“ジャンピング”と呼ばれ、より香り立つ一杯になります。
(4) 茶こしを使って回し入れ、最後の一滴までカップに注ぎましょう。


今月のお茶 「キーマン」

 世界三大紅茶のセイロンとダージリンは以前ご紹介しましたが、もう一つは中国安徽省が産地のキーマン(Keemun)です。フローラルな味わいと共に、ほんの少し感じられるスモーキーさが特徴。ダージリンが“紅茶のシャンパン”ならば、こちらは“フランスのブルゴーニュ地方のワイン”によく例えられます。



tea-time-01-02Maya Racine
Tea Association of Canada公認のティーソムリエ。日本、ジャマイカ、フィリピン、スイス、イギリスと人種も文化もまったく異なる国での在住中は、旅行会社と航空会社に勤務。カナダはモントリオール、カルガリーでの生活の後、ついにトロントへ。何か新しいことを始めてみようと、お茶の世界へ飛び込んだ。お茶は楽し。