お茶の時間 #11 秋の夜長にハーブティー

私の働くお茶屋に来店されるお客さんの多くが、お茶を飲むことに「体に良さそうだから」という理由をあげます。確かにお茶には、多くの健康効果があるので、そういった理由でお茶を選ぶのは間違いではないですね。様々なお茶の中でも、カフェインが含まれていないハーブティーは大人気で、その時の体調や気分でお茶を購入していく方はやはり多いです。

中でもリクエストが多いのが、「リラックス効果」のあるハーブティー。トロントに住んでいる多忙な人々も、ひと時の癒しを求めているのでしょうか。「リラックス効果」のあるハーブとして名高いカモミール。カモミールとは、キク科の可憐な花で、これを乾燥させハーブティーとして味わいます。ドイツを始めヨーロッパでは、子供の頃から睡眠前に飲むことを習慣づけている人も多いとか。 

西アフリカ原産のルイボスティーは、特にその「抗酸化作用」が大人気で、錆びない体を作る手助けをする「アンチエイジングのお茶」として、多くの人から人気を得ています。また、アンチエイジング以外でも、ミネラル豊富な万能なお茶として飲まれるその効能も様々。肌荒れやデトックス、また花粉症対策にも一役買っています。私は、ティーバッグにルイボスティーを入れ、お風呂の中に落とし「ルイボス風呂」にすることも。エプソムソルトと共に入れれば一日の疲れがとれ、バスタイムが楽しくなる入浴法です。

その他にも、消化不良を助けるミントティーや、含まれるクエン酸が疲労回復につながるハイビスカスティー等、その時々の状況でハーブを選ぶのも楽しみの一つです。ただ、ハーブによっては妊婦さんや持病のある方にはオススメできないものもあるので、お医者さんに相談しましょう。

今月のお茶 「カモミールラテ」

リラックス効果をもたらすカモミールティーを使ったラテ。ミルキーで、ほんのり甘い口当たりは、秋の夜長にぴったりの飲み物です。

①ティーバッグや茶漉しに、小さじ2杯のカモミールを入れ、カップに沸騰したお湯を1/3ほど加えたら、約5分抽出し取り出します。
②ハチミツを大さじ1杯加えましょう。
③カップに温めた牛乳を注げば出来上がり。



tea-time-01-02Maya Racine
Tea Association of Canada公認のティーソムリエ。日本、ジャマイカ、フィリピン、スイス、イギリスと人種も文化もまったく異なる国での在住中は、旅行会社と航空会社に勤務。カナダはモントリオール、カルガリーでの生活の後、ついにトロントへ。何か新しいことを始めてみようと、お茶の世界へ飛び込んだ。お茶は楽し。