トロントのコーヒー文化を牽引「The Library Specialty Coffee」|トロントは今日もカフェ日和 #21

No coffee/No life トロントは今日もカフェ日和

The Library Specialty Coffee

281 Dundas St W
tlscoffee
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 世界で最も住みやすい都市ランキング1位がメルボルンってご存知ですか?しかも7年連続で。そして「カフェの街」と言われるほど、独自のコーヒー文化が発展していることを。私は今日まで存じ上げませんでした。お恥ずかしい。一方、トロントのコーヒー文化はというと、残念ながら発展途上にあります。しかし近年、毛色の違うカフェもちらほら増え、その中の一つ、「The Library Specialty Coffee」はメルボルンのカフェ文化にインスパイアされた一店。特徴としては、ビバレッジはエスプレッソベース、コーヒー豆や焙煎・抽出方法に強いこだわりがある、知識・経験共に豊富なバリスタがいるといった点でしょうか。

試験管にコーヒー豆


 今回は「カッピング」というコーヒー豆の評価方法を体験できる機会に訪問しました。いわゆるテイスティングです。用意された豆は6種類、中でもユニークなのがHatchのコロンビア産「La Negrita Maragogype」で豆の大きさが通常の1.5?、いや2倍はあったような。カッピングの手順は①挽いた直後に嗅ぐ、②お湯を注いで嗅ぐ、③浮いた粉をよけて嗅ぐ、④最後にコーヒーをスプーンにすくい飲む、のではなく吸い込むっ!行儀悪くない?と一瞬思ってしまったほど、皆さん音を立ててヒュッと吸い込んでいるのです。これは、すばやく吸い込み液体を霧状にすることで、香りを鼻から抜けやすくするためだそう。

違いがわかる男達


 私以外の全員は知識があり、一人場違いな空気感に居たたまれなくなりましたが、テイスティングは「吸い込む」という面白い発見もあり逃げ出さずに済みました。このようなワークショップはたまにカフェでやっているのを見かけるので、機会があればどうでしょう。

 最後に、このカフェについて。内装は白を貴重としていて「私達は必要なものだけを選び置いてあるのだ」と言わんばかりの、洗練された空間が広がります。私の好きな長居できるカフェとは違いますが、ハイセンスなものに触れられますよ〜。



兼武 叔江:ワーホリ生にしては旅行欲が乏しい筆者。友人が欧米を旅行するなか、トロント内を歩いてはカフェを物色している。
Instagram:@yoshie_kanetake