トロント不動産情報 VOL. 30

本文:照岡 敏介 -Toshi Teruoka オンタリオ州政府公認・リアルエステートライセンス保持者

“トロントは不動産バブル?”“不動産ブームは何時終わるの?”

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上の表は世界の都市の不動産価格の1平米当たりの価格表です。

トロントは先進8カ国の経済都市では6番目に位置し、世界の一大経済都市の中ではニューヨークやパリなどと価格を比べれば半分以下、ロンドンとは約4分の1。主要各国の国政金利はカナダ、英国、香港が0.50%、アメリカ合衆国が0.25%、日本が0.10%、ドイツが0.05%、欧州が0.01%と1%以下で不動産の購入など多額の借り入れをする場合には有利な条件となります。トロントでは一戸建て住宅価格成長率が10%、タウンハウスが10%、コンドミニアムが6%で、この価格成長が続く数年、不動産投資は株や投資信託、定期預金と比べてもリターン率が高く、多額の借り入れをしても年利が低く、不動産価格成長率が高い現在、不動産は魅力のある投資です。

カナダ経済もオイル価格の下落などの不安材料は有りますが、カナダドルが1ドル=0.75USドルの現在、製造業、輸出共に潤っておりバランスの取れた経済状態です。

2016年の不動産価格も上昇が予想されており、先月も記載したように「急激な資産価格の上昇=バブル経済」と表現されることもありますが、実体経済に合わせてソフトランディングした資産価格上昇はバブルではありません。投機による下支えが不可能となり、バブル崩壊が起こって、初めてそれまでの経済がバブル経済であったということが分かる事になります。