英語を短期間で伸ばすコツとは|TOEIC530点から英語教師となるまで英語力を磨き続けた男のトロント留学論【第4回】

 留学 = 英語が伸びる、これは違います。 日本にいる = 英語が伸びない、これも違いますね。 一番大事なのは、最初の環境設定です。
 
 食器を洗うにも、ゴミを出すにも、何をするにも人間はやり始めに一番エネルギーを使います。だからこそ、英語でやりとりする環境を最初に作り上げてしまうことが、一番大変で、労力と努力が必要です。周りはやってくれないし、環境は自分でしか作れないからこそ、どれだけ英語を聞いて話せる機会を増やすことを意識して、最初に短期集中で英語の環境を作り上げられるかが大切です。

 私の場合は「会話の場数を踏み、練習数の絶対量を増やす1週間の時間割を作ってしまう」ことを意識していました。

 1週間の時間割表をパソコンで作ります。すでに埋まっている予定は書き込み、残りの空白が、あなたがなんとなく過ごしてしまっているかもしれない大切な時間です。ここを、英語を聞き話す時間へと書き換え構築します。

 交流イベントをキャンパス内外で片っ端から探して、気に入ったイベントにのみ毎週参加します。それを1週間の自分のスケジュールに書き足します。面白ければ、毎週のイベントとして固定させます。

 ホストファミリーと仲良くなります。可能ならば、自分の文化の話をできるように準備し、夕食のときに話してみたり、ホストファミリーの文化や家族のことなどについて、深く質問をしたりして最低1時間は会話をしようというタスクを自分に与えてみます。そうすると、1日どうだったと聞かれた時に、学んだことを話すのでその日の記憶の刷り込みもできるし、アウトプットの時間もさらに増えてゆきます。これをスケジュールに書き足します。

 その日授業で何を学んだのか、どんな刺激があったのかなどを毎日アウトプットできる環境を作ります。私の場合はホストファミリーでした。相手が見つからない場合はマンツーマンの30分英会話の講師を相手にしてもおつりが返ってくるほどこのタスクは学習記憶の強化に驚くほどメリットがあります。英語日記でも良いのです。ご自身の好きなスタイルで。


荻野卓哉

 2017年8月に渡加。ハンバーカレッジのTESL修士号プログラムを卒業後、トロント初純日本人ILAC正社員英語講師として現在就労中。

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