TOYOTA×TORJA 2015 カムリ XSE V6

2015 カムリ XSE V6

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今回試乗に選んだ車はカムリ2015。過去と比べ外観が斬新なデザインに大胆に生まれ変わり話題となっていたが、今回は新しく登場したモデル、XSEに試乗した。カムリの今までの歴史とその実績をみると、その印象はゆったりと安定した走りを求める比較的年齢層が高めな層に人気があると思っていたが、今回試乗した新しいモデルのXSEは今までのカムリに比べると大胆な変身を遂げていて、アグレッシブな外観デザインとダイナミックな走り心地を求めるヤングプロフェッショナル層にマッチするのではないかと思う。


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スポーティな18インチアルミホイール

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快適な運転をサポートしてくれる 充実した装備

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全く新しい外観は スタイリッシュな印象

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柔らかな座り心地と赤のステッチが おしゃれ感を演出


今回訪れた場所は、演劇の街ストラトフォード

トロントから車で西に約2時間行ったところにある小さな街だが、ウィリアム・シェークスピアの故郷にちなんで名付けられ、50年以上に渡って開催されている演劇祭「ストラトフォード・シェークスピア・フェスティバル」が有名だ。人気現代演劇の他にも古典劇も多く、時間も午後公演から夜8時以降に始まるものもあるなど日帰り旅行におすすめのエリア。古い街並みが残るストラトフォードでは雰囲気ある雑貨屋やレストランが軒を連ねている。また近年では地産池消をテーマにしたレストランやカフェが増え、グルメの街としてもその名を広めつつある、知る人ぞ知る隠れお洒落エリアだ。
全く新しいカムリ、史上もっともスポーティなモデル登場

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City Hall

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Festival Theater

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Chocolate shop

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標準搭載アイテム一覧


トロントの晩秋は、芸術を感じる日帰り旅行が似合う

紅葉シーズンも一段落し、秋の終わりを感じる時期になってくるとトロントの街は芸術やアートの街の装いを見せる。郊外もまた然り、ストラトフォードは文学好きの人に是非おすすめしたい。2015年モデルでは、スタイリッシュかつ力強い外観デザインが印象的な新グレードXSEを含む6モデルがラインナップされ、ハイブリッドはLE・SE・XLEの3モデルから選べる。私たちが試乗した新モデルXSEは、エンジンに3.5L V6エンジンが搭載され(2.5L 4気筒エンジンも選択可能)、ハイウェイでは力強さとスポーティな走行感で、ダイナミックな運転を実感できた。また市内では細かいハンドリングと機敏性を伴わせ、さらに大きすぎない車体に大胆なメッシュグリルとスポーティな印象を際立たせてくれるLEDデイタイム・ランニングライト(※1)が特徴的な外観デザインは、乗っている私たちの優越感を高めてくれた。
室内空間を覗くと黒のソフトタッチ素材を基調にしたインテリアが高級感を感じさせてくれた。シートには赤いアクセントスティッチがお洒落な雰囲気を演出し、素材はウルトラ・スウェード表皮が使われ、包み込んでくれるような柔らかな座り心地を感じることができる。そして従来より45㎜長くなった車体の印象は、その数値以上に室内空間が広く感じられ、後部座席も十分なスペースがあり、大柄な大人4人が乗っても窮屈感は感じることがなかった。

際立つ外観に見合う、充実した機能面

ドアノブに触れただけで車のロックが解除されるスマートキーが標準搭載されている同車は機能面でも充実している(※2)。運転席に乗り込めば自分好みのシート調節は、8-Way Power Seatシステムがサポートをしてくれ、Bluetoothミュージックストリーミング機能やナビゲーションシステムの入った7インチオーディオディスプレイ(※3)で運転中も楽しく過ごすことができた。始めは友人が持っていたiPodを直接つなぎ、途中からは私の携帯に入っている音楽をBluetoothを使って流す。さらに運転中に届いたテキストメッセージはText to Speech機能を使って読み上げてくれ、携帯電話に触れることなくテキストを確認できる。急ぎならそのまま電話を掛けることも、またテンプレートを使って簡単に返信することも出来る点は安全運転の意味でも毎日の車生活を考えると嬉しい。さらに4.2インチのTFTマルチインフォメーション・ディスプレイ(※4)にはナビの指示が表示され、運転時に目線を逸らすことなく、オーディオ情報や平均車速やガソリン情報などが確認できる。長年乗っていると時々気になるタイヤの空気圧などもここで確認できるなど、運転手の安心につながるテクノロジーが色々と装備されている。さらに今回試乗したXSEモデルには搭載されていないが、Qi Wireless Chargingと呼ばれる、携帯電話を置くだけで、USBコード無しで充電できてしまう機能もある。(※5)

また、車内空間を快適に過ごせた一つの理由は、 デザインし直されたサイドミラーがスムーズな空気の流れを作り、ノイズ削減の効果をあげた静寂性にあると感じた。

芸術の街は、グルメの街

到着後、まずパース・カウンティ市場へ立ち寄る。メープルシロップやアイスクリーム、地元で採れた蜂蜜など様々な種類のお店が並び、見ているだけでもとても楽しい。そこから約10分のドライブで古い街並みが可愛いストラトフォードに着く。縦列駐車も標準搭載のBack-Up Cameraのおかげで楽々スマートに済ませることができた。ランチは、25年以上続くデリカッセンでサンドイッチが有名な 「York Street Kitchen on Erie」でBuild Your Own Sandwitchを味わった。夕方にはFestival Theatreで行われるKing Lear鑑賞に向かい、鬼気迫る演技が情緒的なシェイクスピア作の悲劇はとても印象に残るものだった。劇の余韻に浸りながら、さぁ、帰ろうと街中に溶け込む真っ赤なカムリを見つけ、その風貌がやけに芸術とグルメの街並みに似合っている。

安全性の充実が車への信頼感を高めてくれる

帰路は、冬を感じる澄み切った夜空をPower Moonroof(※6)から見上げながら、Heated Seatの暖かさで心地良くなる。LED Headlamp(※7)が照らす道のりはより見やすく、Blind Spot Monitor(※8)があるので、高速では車線変更時などで安全性・安心感を感じる。エアバックは10個搭載されていて、Star Safety Systemも採用されているなど安全面でも充実している。

新しい魅力でドライブが楽しくなる

米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が毎年発表している新車の信頼度調査でトヨタ自動車 の「トヨタ」ブランドと「レクサス」ブランドが、1位と2位を独占した。新型カムリはもちろん、新しく導入された新モデルXSEでも安全面はもちろん、機能面では使い勝手の良いテクノロジーが加わり、車内空間は高級感と乗り心地の良さを追求している。そして新しく刷新されたスタイリッシュな外観デザインは、何よりも乗る人の満足度をあげてくれることだろう。是非とも皆さんにもドライブと通して、この力強く響き合うバランスを体感してもらいたい。