H.I.S.オススメ オトナの旅 〜キューバ〜

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キューバ。本誌でも何度か取り上げているお馴染みのスポット。その中でも、トロントから約3時間半で行ける大人気のリゾート地『バラデロ』。青い海と白い砂浜の美しいコントラスト、陽気な民族、何よりもお手頃な値段で行けることもあり、日本人やカナディアンを問わず人気を不動のものとしている。カナダにいるからこそ一回は行っておきたいバラデロ。今月はそんなキューバの人気都市バラデロを紹介させていただく。

バラデロは白砂の海岸が20km近くに渡って続くリゾートタウン。リゾートホテルもその数60以上、観光客も年間を通し100万人以上を集めるキューバ最大の観光地。その中でも多いのはカナダ人やヨーロッパ人となり、英語やフランス語を話せる人も多いことに驚く人も少なくはない。キューバとカナダは長年に渡り友好関係を築いており、カナダ人にもとても優しい。また言うまでもなく、日本とも政治・経済の両面を含め友好関係にある。故フィデル・カストロ前国家評議会長が親日家であったことも、この友好関係を保てている理由の一つであろう。

11月下旬~12月初旬にかけ、カストロ前国家評議会長の逝去によりキューバ全体で喪に服していた。まさにこの歴史の変わり目に、今回は偶然にもバラデロを訪れることになった。ホテルや街中が静かでパーティーや大きな音を出すイベントなども自粛され、場所によってはお酒のサービスも自重されるなど、普段の陽気な街が一気に静まり返った。こんな姿を見ることが出来たのは貴重な体験であろう。そんな時期のバラデロだったが、Cubansの陽気で温厚な対応は健在だ。至る所でHola!、Ciao!などの挨拶を怠らず、他のアジア人も少ない為か、日本人以外に間違われることは少なく、会う人一人ひとりがとても優しく好感的でとても親切にしてくれた。中には流暢な日本語を話すCubanもいたことには驚いた。

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バラデロでの発見はこれだけではなかった。メインの通りと思われる1st Avenue(Avenida 1ra)を一本外れると、そこは一般住宅や小学校が立ち並び、リゾート地らしからぬ一般生活の雰囲気を味わえる。キューバの観光が世界に解放された今、他国から訪れる人が増加傾向にあり、観光業が発展し失われているものが多くあることも否めない。ごく普通に現地住民が生活している様子を見ると、バラデロの一般社会や文化・生活を観光客は壊さず、むしろ守って行くべきものであると感じた。宿泊したホテルで見られた珍光景の一つとして、中学生と思われる学生のバスの出発地がホテルロビー、迎えのバスが現地ツアー会社のバスであった事にはリゾート地ならではの生活スタイルではなかろうか。全てのホテルでも見られるかは不明だが、これまた現地ならではの体験が出来た。

バラデロ市内での買い物は、1ブロック事にお土産屋が入っているマーケットが立ち並ぶ。販売しているものはほぼ同じものだが、プライスマッチや値引き交渉ができ、空港よりも安い所が多いので、ホテル近くにマーケットがあれば是非足を運んでいただきたい。色々なお土産品や小物が見られること間違いない。色とりどりの昔ながらの車もまた異国を思わせる。

キューバの首都・ハバナにも、ホテルに設置されていたツアー会社を利用して1日観光がほぼ毎日催行されており、バラデロとハバナの両都市を満喫出来るのも嬉しい。ハバナはバラデロとはまた違う独特の顔を持つが、今回はバラデロ特集の為割愛をさせていただく。

日本からは遠く、カナダからは近いキューバにて、この冬の一時を過ごしてはいかがだろうか。