フード・レストラン業界、 メディア、関係者向け トレーディングショー
同イベントでは、150種類以上の日本酒が用意され、フードペアリングの提供店として、「ざっ串」「りょう次」「金魚」などトロントでは顔なじみになっている日本食レストランが参加した。
展示されていた日本酒をいくつかご紹介しよう。
◆八海山(本釀:新潟)◆
辛口でスッキリした味わいの日本酒。本釀の他に純米吟醸、にごりスパークリングもある。ブースにいた海外営業部の佐藤真弓さんによると、新潟の食卓では日本酒とご飯を一緒に食べる文化があり、その為、新潟で生まれた八海山は料理に合わせやすいのが特徴だそうだ。
◆山柚子搾り(柚子酒:高知)◆
高知の香り豊かな土佐れいほくの山柚子を10%使用している芳醇な酒。柚子の爽やかな香りが注がれた瞬間から味わえる。
◆桃酒(岡山)◆
岡山の最高品種、清水白桃を25%使用している一品。桃の香り豊かで濃厚な味わいが特徴。昨年は売り切れになったほどの人気だ。Kampaiのためにニューヨークからトロントに来られた、Mariko Iida Yamazaki代表はオンザロックがお薦めとのことだった。
◆玉乃光(純米吟醸:京都)◆
辛口でフルーティな味わいが特徴の日本酒。カナダでは20年の実績がある玉乃光は中国人にも人気の一品。LCBOでも購入可能。
◆鬼ごろし(純米大吟醸:静岡)◆
甘みのある味と、バナナやライチ、メロンなどフルーティな香りが楽しめる日本酒。今年2回目の参加になる日比野哲部長は、「お酒単品でも、料理と合わせていただいても、どちらでも楽しめる日本酒を目指しています。」と語ってくれた。
◆黄桜(純米吟醸:京都)◆
スッキリとした辛口が味わいの日本酒。農薬を使わず育てた米を使うこだわりだ。ブースでは他に純米にごりを試飲することができ、そちらはクリーミーな甘さが特徴の日本酒だった。