編集部おすすめワイン映画

繊細で気むずかしいピノ・ノワールが大好きなあなたに。

sidewaysSIDEWAYS
-サイドウェイズ

とにかく主演のポール・ジアマッティが最高!2年前の離婚のショックからいまだに立ち直れない中年男マイルスは小説家志望の高校教師。悪友で役者の親友が1週間後に結婚することになり、最後の羽目をはずそうとカルフォルニアのサンタ・バーバラにワインツアーの旅にでるお話。ワインおたくの主人公が語るワインの数々、美しいワイン畑の風景は映画をみているだけで心地よい酔っぱらいの気分。特にピノ・ノワールの魅力を自分の生き方に重ねて恋心を抱く女性に語る場面はみれば、あなたも間違いなくピノの魅力に目覚めること間違い無し!ちなみに同作品はアカデミー賞で作品、監督、助演男優、助演女優、脚色賞の5部門にノミネートされた。中年男の人生の寄り道をワインの熟成と絡めたおすすめワインムービー。


-1本目は軽やかで涼しさを感じるロゼを飲みたいあなたに。

a-good-yearA Good Year
-プロヴァンスの贈り物

多忙なあなた。人生には休暇が必要です!ロンドンの金融業界で働くバリバリのビジネスマン、マックスをラッセル・クロウが優しく演じます。叔父の遺産を相続するために少年時代の夏休みに過ごした南仏プロヴァンスを20年ぶりに訪れ、プロヴァンスの光とワイン、そこに暮らす人々の愛情に触れて、大切なものをみつけていくお話。プロヴァンスといえばロゼの名産地。そして豊かな農作物でも知られ、映画にも登場するトリュフ、オリーブ、トマト、ハーブ、蜂蜜など見ているだけでもよだれが・・・。「葡萄に大切なのは太陽と雨、そしてその地に根づく人々の情熱」というセリフはモノ作りに携わる僕らでもグッとくる言葉。ちなみに原題「A Good Year」とはワイン作りにおける「当たり年」のこと。映画をみながらロゼとともにトマト料理や魚介料理を楽しんでみてはいかが!?


-ラテンのノリと濃厚なフルボディワインをエキゾチックに飲みたいあなたに。

a-walk-in-the-cloudA Walk in the Clouds
-雲の中で散歩

とにかく映像が美しい。広大なナパの魅力が味わえる1本。主人公ポールを演じるのは幼少時から高校時代をトロントで過ごしたカナダ人俳優キアヌ・リーブス。戦地から帰還したポールはすでに愛情に冷めている妻にショックを受ける。傷ついた彼が偶然立ち寄った葡萄園で素敵な価値観に触れ、そしてそこで生活する娘に恋をしていくお話。葡萄の収穫祭の場面であったり、葡萄の入った大きな樽の中で昔ながらの手法である女性達が足踏みをするシーンであったり、ノリノリのラテンダンスであったり、ワイナリーが舞台であることを満喫できる。あま〜い夜にズッシリとしたフルボディの赤とロマンティックなこの映画でとろ〜りと酔いしれてみては!?


スローフード・自家製・有機葡萄、こんな言葉にビビッとくるアナタに。

under-the-tuscan-sunUNDER THE TUSCAN SUN-トスカーナの休日

癒され、人生を再生させてゆくダイアン・レインの表情がとってもセクシー。夫が愛人と子供を作り離婚、人生に疲れたフランシスはトスカーナに旅に出たまま豊かな食と美しい風景に感動して築300年の古い家を衝動買い。人生の再出発に選んだ地、トスカーナで文化の違い戸惑いながら、ゆったり流れる時間の中で温かな人々との触れ合いを通して新しい1歩を踏み出していくお話。他の映画と違ってワインが主役ではないけれど、映画のところどころで出てくるトスカーナのキャンティ・クラシコを始めとする種類豊富なワインやオリーブオイル、ズッキーニ、ボルティーニ、ジビエなどの豊かな食は感動もの。絵画のような美しい風景に見とれながらも、ユニークなトスカーナの人々に思わず笑顔になってしまう。またトスカーナは有機栽培の農業がさかんなスローフードの地としても有名。もしあなたが異国の地で主人公と同じように悪戦苦闘しているならばワイン片手にこの映画でリラックスしてみてはいかが!?