留学カウンセラーが説く留学の心得 Vol.21

日本人留学生の殆どは現地で語学学校に行く際には主にコミュニケーション力として会話やリスニング力を上げることを目的として掲げ、ReadingやGrammar、Writingなどにはあまりフォーカスをあてようとしない傾向にあるといえます。勿論実践的な英語力をしっかり身につけるためには禅タク的なスキルを満遍なく持ち合わせている必要がありますが、皆さんが上達させたいスキルとしていつも忘れがちになるのがReadingのスキルといえるのではないでしょうか。しかし実はReading力というのは最も確実に築いておくべき土台ともいえる部分があるのです。

学校生活編6: 常に英語の文章を読むことを怠らずReadingの力を鍛えましょう!

east-west-21-01現地で語学学校生活に慣れ、色々な国籍の友達と交流したり現地の人達と会話をする機会が増えてくると多くの留学生(特に日本人)が口をそろえて言うのが、「もっとボキャブラリーを増やさないと会話が広がらない」ということです。これは間違いない事実で、日常的で簡単な会話が出来るようになってきても、もう少し突っ込んだ内容のトピックになったり、会話を広げたくなった時も言いたいことはあるのに適切なボキャブラリーが分からず上手く話せないという状況に陥ったことがある人は沢山いると思います。色々なボキャブラリーとその使い方を覚えるためにはReadingの機会を沢山もうけるのが非常に有効な手段です。Readingをできるだけ沢山行うことで得られる利点としては、知らない単語や表現に沢山遭遇する度に、いうまでもなく自分のボキャブラリーが増えるきっかけになります。勿論それと同時に単語のスペルのパターンもある程度覚えていくことが出来ます。

これを繰り返すことで、そのうち読んだ文章や単語を一度頭の中で日本語に訳さずとも、目に入った言葉をそのまま理解できるようになります。これはいわゆる「英語で考える、英語頭になる」ための大事なステップです。

またReading力が強くなると自然とWriting力も身につきます。というのも、Readingを沢山することで文章の自然な構成や文法、表現の使い方が感覚的につかめてくるためです。これが感覚的につかめると、自分で文章を書く際にもどんな書き方をすれば自然に聞こえるかが分かるので、文章を作るときにもスムーズに書けるようになります。もちろん何かを読むことでその情報や知識、教養が身につくという利点も忘れてはいけません。読解力というのはいかに早く読めるかという意味以上に、書かれていることをどれだけ理解し、情報や知識として身についたかという所にもつながります。こうしたことによりボキャブラリーが増えることと共に新たな知識や教養が増えることで会話のトピックや内容にも深さが出るわけですね。

さらに、Readingをする際に機会をみつけて音読もしてみましょう。これは、口から英単語やセンテンスが自然に発せられるようになるための良い練習にもなりますし、自分で発している英語の音を自分の耳で聞くことで、発音を意識したり抑揚をつけることができるようになりますので色々な意味でスキルが無意識のうちに上達している事もあるのです。

このようなことを念頭に入れて、普段から毎日新聞やインターネットや本や雑誌でもソーシャルネットワーク上のブログなどでも何でも良いので、何か必ず英語でまとまったReadingをする習慣を意識してつけていきましょう。そうすることにより、最終的にはより質の高いコミュニケーション力の向上にも繋がっていくというわけですね。


hiroko-takabayashi-east-west高林紘子

East-West カナダ留学センタートロント社代表
大学卒業後2001年に語学留学でトロントに渡来。語学留学とビジネススクール、ワーホリなどを経たのち、ジョージブラウンカレッジに進学。 成績上位者Dean’s Honour のタイトルを得てPost-Graduate Diploma取得。カレッジ卒業後、現職に就き就労ビザを経たのち永住権取得。カウンセリングした留学生は延べ1千人以上にも及ぶ。
HP: www.eastwestcanada.jp