めるものえいご第4回前置詞Toからの

melmo_logoこんにちは、今回は日本出張中にこの記事を書いています!

さて、今日のテーマは「to」です。ちなみに中学2年生の超難関、『不定詞』を覚えていますか?『To+動詞の原形』で、何やら名詞のような役割をしたり、形容詞になったり、副詞になったりするアレです。え?大嫌い?今日はこの不定詞をすこーし絡めて、前置詞「to」 の役割をちょっと見てみましょう!

ちなみに「to」を辞書で見ると「~へ・に・まで・のほうへ・に対して・のために」なんてずらずらーっと書いてます。全部覚える?しゃらくせぇ!!!というわけで、一言で説明します。右側にある目的地/目標に向かう矢印(→)。それが「to」です。

会話文で非常によく使われるwant to。ご存知の通り、I want to eat something.(何か食べたい。)のように動詞をが後に来ます。I(主語)がwant(動詞)、私は欲しいねん。何を?to eat something(目的語)何か食べるということを。Toより後ろの部分が丸ごとwantの目的語になっている、というわけ。
※不定詞の部分がI want a dog.の a dog(目的語=名詞)と全く同じ役割をしているため、名詞的用法といいます。

私の欲しいんや!という気持ちが、toを挟んで「何かを食べる」という目的に向かっているんです。

昭和のかほりがするBOROの名曲、大阪の女から一文。
I decided to leave Osaka. 大阪の街を出ようと決めた。 ※大阪で生まれた女が、大阪を出る、という行動に向かって気持ちを固めたんですね。

さぁ、ここで1つ気付いてほしいのが、最初の動詞(wantやdecide)の動作が起こった時点では、Toの後の動作はまだ起こっていないということ。Toは矢印。今より先のこと(未来)に向かっているというイメージを持って下さい。

中学校で覚えさせられませんでしたか?want/hope/need/wish/decideの後ろはTo!enjoy/stop/finish/mindはing!「なんで外人そんなややこしいことすんの?」と怒りに震えたのは私だけではないはず。でも、きちんと理由があるんですねー。

続いて比較のために動詞のing形が後ろに来る動詞を見てみましょう。
We enjoyed talking to you. (話せておもろかったわ。直訳:あなたとお話することを楽しんだ)
You should stop smoking. (禁煙せーよ。直訳:タバコを吸うのを止めるべきだよ)

大きな違いは、「ing」の動作は既に起こっている動作だってこと。動詞の後ろに不定詞(To+動詞)を持ってくることはできません。
✕ We enjoyed to talk to you.

ここまで整理できたら、次の文の違いはバッチリのはず?toは未来のこと、ingは過去に起きたことですよ。

~テスト会場にて~
A: I don’t think I wrote my name on my exam.   テストに名前書いてない気ぃする。
B: Are you sure? Didn’t you just forget writing it?   マジで? 書いたん忘れただけちゃうん?
A: No, I don’t think so. I’m sure I forgot to write it.  いや~、ちゃうと思う。書くの忘れたわ。
※過去の時点で、書くという目的(→)を忘れてしまったのです。
B: That’s too bad. Ummm, now I’m worried about mine.   それ残念やなー。なんか自分のん心配になってきたわ。 Wait, no, I remember writing mine!    いや、待てよ、名前書いたん覚えてるわ。
A: I will remember to do so next time too….   今度は書くよう覚えとくわ・・・・。

※ネイティブによると、I remember that I wrote mine.などの方が自然に聞こえるそうです。

「文法」を勉強しても、会話には役立たない!わけではありません。「英語のイメージ」を整理してみんなに分かりやすいようルール化したものが文法です。ルールなしでいきなり野球をするのが難しいように、英語を楽しく話せるためにもぜひルールを知ってくださいね!

※えーーー!じゃあなんで「mind」の時は後ろingなん?と思った方は上級者。自分なりの解釈が見つかったら私のと同じかぜひ教えてくれませんか?♪


melmo海野 芽瑠萌(Merumo Unno Thorpe)
日本の進学塾にて英語文法・受験対策で5年以上の指導にあたり、数多くの生徒を関西の有名高校へ合格させる。カナダでは英語教育者としての経験と、自身の留学経験を生かしながら留学エージェントへ勤務、その後語学学校にて更なる経験を積んだ後、2012年、トロントで最大規模の留学エージェントBRAND NEW WAYを起ち上げる。現在トロントマネージャーかつカナダ統括ディレクターとして、実践のみならず知識・教養としても役立つ語学留学の提供を目指す。