カナダ・トロントの国際離婚を経験した女性のピアサポートグループ APJWが、専門家によるセミナーと3周年イベントを開催
2月10日(土)にNPO法人Association of Post-divorce Japanese Women (APJW)の3周年記念イベントが行われ、第一部では、専門家によるセミナー、第二部では懇親会を兼ねた記念レセプションが開催された。
レゼンを行うFaith Feldmanさん[/caption]
セミナーではまず、専門弁護士Faith Feldmanさんが養育費の盲点についての説明を行い、養育費計算の仕方は収入や税金だけでなく、意外と知られていない習い事などのspecial expenseを中心とした気をつけたいポイントを細かく説明した。また、MediatorとLawyerの違い、弁護士の必要性などの説明をした後、質疑応答が行われ、参加者の理解が深まる時間となった。
さらに続いて、RESPの専門家であるラシュトン美紀さんが「自己資金ゼロでも可能な教育資金の作り方」をテーマに、子どもの可能性を最大限に応援するための教育資金について、無理なく、そして効果的に積み立てる方法について講演を行った。
3周年記念イベントでは、初めにグループの発起人である野口ひろみさんが、APJWの設立の経緯やこれまでの活動について述べられた後、3周年を機に理事長交代と新理事長となる内藤洋子さんの紹介を行われ、「情熱とパッションを持って活動を続けて行きたい」という内藤新理事長のスピーチに盛大に拍手があがった。
レセプションではレストランShinobuのお寿司とギター、サックス、キーボードで生演奏のジャズミュージックが振舞われ、 賑やかな交流の場となった。チャリティで人気のアクティビティ50/50も行われ、当選者の松原さんが見事に賞金を獲得した。当日はAPJWの活動を応援する多くの方が参加し、今後のさらなる発展が期待できる盛大な記念レセプションとなった。
APJWとは
トロントで国際離婚を経験した日本人女性たちを支え合うピアサポートグループ。2015年にカナダ・オンタリオ州のNPO法人として認定され、今年で3周年を迎える。 www.apjw.info