夏の星空に輝くオーロラ
イエローナイフでオーロラを見てきました。深雪です。
「夏でも見えるの?」といろんな人に驚かれたほど冬のイメージが強いオーロラですが、白夜や天候が不順な時期を避ければ、実は季節に関係なく鑑賞が可能だと言われています。
夏のオーロラのメリットは、何と言っても「寒くない」。
といっても冬のオーロラ鑑賞と比べてのことなので、今回も冬用ダウンにスノーブーツと、万全の防寒体制で臨みました。
写真好きな方にとっては、冬はカメラの凍結やバッテリーの消耗の激しさがネックになるので、夏オーロラはおすすめです。
今回申し込んだのは、空港の送迎やホテル手配、オーロラ鑑賞の施設利用がセットになった鑑賞ツアー。
旅行直前までばたばたとして睡眠不足だったせいで、出発当日の朝にはしっかり喉と熱の風邪に。コンタックを飲み、ピアソン国際空港のDAVIDsTEAで「cold 911」という風邪に効くらしいお茶を買い、喉が痛いので常にビタミンCの飴を舐め、ぼろぼろになりながら10時間かけてイエローナイフへ(3時間のカルガリー空港乗り継ぎを含む)。
夜中のオーロラ鑑賞以外は自由行動だったので、オプショナルツアーには参加せず、ひたすらホテルで寝て体調を回復。
夜23時に迎えのバスが来て、片道30分の鑑賞スポットに向かいます。
事前の天気予報は雨や曇りだったのですが、雲のない満点の星空に、輝きながらゆらめくオーロラを観ることができました。
オーロラは、薄いベールのカーテンがたなびいているようにも、巨大な龍が体をくゆらせているようにも見え、ただただ神秘的で美しかったです。
こんなに空いっぱいにまたたく星空も初めてで、手を伸ばしたら届きそうで、いくら眺めていても見飽きませんでした。
カメラ好きとしては、今回が初めての(そして憧れの!)バルブ撮影。愛用のFUJIFILM X-T1に、超広角ズーム10-24mmを使用しました。
東京にいた頃、FUJIFILMレンズのレンタルサービスをよく利用していたのですが、今回トロントでもVistekというお店でレンズのレンタルができることを知りました。
次のレンズを買う前に実際に試せるし、旅行やブツ撮りなど一時的に違うレンズを使いたいときにも便利です。