冬こそバードウォッチング!トロントでこの冬見つけたい人気野鳥10選
1,Bluejays
トロントといえば、この鳥!!というくらい有名なブルージェイズ。鮮やかな青色が一際目立つ綺麗な鳥だ。Rosetta McClain Gardenでよく見かけることができる。
2,Evening Grosbeak
黄色と黒のコントラストが目印。シメという名前で日本でも見かけることができる。トロントで見るならHigh Parkがオススメ。
3,Scarlet Tanager
オスはこの情熱的な赤い色をしている。雪景色の中で特に目立つ色なので初心者でも見分けられるはず。Tommy Thompson Parkへ行ってみよう。
4,Warbler
日本でも馴染みのあるウグイス。別名Sing Birdとも言われている小鳥のさえずりを聞きにRosetta McClain Gardenへ出掛けてみよう。
5,Woodpecker
長い嘴がチャームポイントのキツツキ。せっせと木に穴を開ける音を頼りにTommy Thompson Parkへ探しに行こう。
6,Swan & Muskrat
白い白鳥と仲良く泳いでいるのはマスクラット。ビーバーによく間違えられるが尻尾の形が違うので注目して見てみよう。Tommy Thomson ParkのLeslie Spitで見られる可愛らしい光景だ。
7,Black & White Warbler
ウグイス科の鳥で、白黒の模様が特徴的である。ボーダー柄なのかストライプ柄なのかは直接James Gardenで確認しよう。
8,Rough-Legged Hawk
なんとも存在感のある鷹。鋭い爪と先が尖ったくちばしに、やはり目がいってしまう。羽を大きく広げて空を飛んでいる様子がPort Landsで見られるかもしれない。
9,Ruby-Throated Hummingbird
ノドアカハチドリと言われ、オスは喉元が赤く色づいており、光沢のある緑色の羽が特徴的。この写真はメスなのでRosetta McClain Gardenで実際にオスを探してみよう。
10,White-Throated Sparrow
日本名はノドジロシトドと言いにくい名前ではあるが喉に白い斑紋と頭部に白と黒の縞模様がある可愛らしい小鳥である。スズメと微妙に似ているが全体的に黄色味が強いのがポイントだ。Ashbidges Bayに多く生息している。
かわいい動物たちが観察できるトロント近郊の公園5選
Humber Arboretum
humberarboretum.on.ca
205 Humber College Blvd
ハンバーカレッジが所有する動植物園であり、市が指定する自然地区の1つでもある。ハンバーリバーに囲まれた250エーカーの敷地の中には1700種類以上の動植物が生存している。敷地内にはトレイルが張り巡らされており、張り詰めた冬の空気を満喫しながら野生動物、野鳥観察に励むのも良いだろう。ヒッコリーやメープルの木々にはフクロウやキツツキの巣があり、ビーバーや亀などの小さな動物から鹿、キツネなどとも遭遇できることがある。特にオジロジカとハイイロリスはこの敷地でも活発に活動しているので見られる確率が高い。家族で参加できるプログラムもあるので興味がある人はウェブサイトを確認しよう。
Morningside Park
390 Morningside Ave
トロントの東、スカボロエリアに位置する公園で、トロント近郊の公園では最大級のサイズだ。園内にはHighland Creekが流れており、毎年秋になるとサーモンがのぼってくる川として知られている。そのサーモンを掴み取るユニークなイベントSalmon Runには毎年多くの人が参加している。また、その川に住む魚を狙って多くの鳥が集まるバードウォッチングスポットとしても有名。10km近くある川沿いのトレイルを歩きながら小鳥のさえずりに耳を傾け、自然を満喫してほしい。また森の中を歩けば鹿、キツネ、コヨーテやアカオノスリ(赤尾鷹)と出会うことができるだろう。
Rouge Park
rougepark.com
トロントからピッカリングにかけて広がる広大な公園で、近年カナダ初のUrban National Parkとして認定された。それと同時に敷地面積も倍に広がり、Rouge Riverはトロント内を流れる川の中でも特に自然保護が進んだ綺麗な川として知られている。北はヨーク地区のOak Ridges Moraineから南のオンタリオ湖湖畔まで豊かな森林や湿地帯を持ち、1日平均70種類の鳥を6500羽以上見ることができるバードウォッチングにうってつけの場所だ。アメリカの国鳥であるハクトウワシをはじめ、ミミズクやアメリカフクロウも生息している。ルリツグミやベニヒワといったカラフルであまり見かけない鳥にも遭遇できる。鳥が見やすくなる冬にはRouge Park内で鳥類の写真コンテストが行われているほどなので、興味がある人は双眼鏡を持って出掛けてみよう。
Toronto Islands
トロント市内で自然を満喫できる憩いの場としてトロントニアンに愛されているトロントアイランド。オンタリオ湖に浮かぶアイランドまではハーバーフロントからフェリーを使って約15分でアクセスができる。フェリーやアイランドから眺めるトロントスカイラインは普段トロントで見ている景色とは別世界のように感じることだろう。海がないトロントにとって夏には人気ビーチスポットになっているが、冬には普段よりも多くの動物を見かけるチャンスが広がっている。200種以上の鳥類が生息し、ヒメハジロ、長い尾を持ったアヒルやスクーター、さらに今人気を集めているNorthern Saw-whetフクロウも多く見かけることができる。また鳥類だけでなくミンク、キツネやアオサギなどにも出会えるので夏とは違うトロントアイランドの魅力を満喫してみては。
Crothers Woods
Evergreen Brick Worksからほど近い52ヘクタールにも及ぶCrothers Woodsはメープル、オーク、ブナなどの木々が茂る森林、野原、湿地帯とトロントダウンタウンからすぐ近くとは思えないほどの豊かな自然が広がっている。多くの木々は樹齢100年以上で、ヘーゼルナッツが実るハシバミやクログルミなど日頃あまり見かけられない木も沢山ある。その豊かな自然に惹かれ、多くの野鳥が集う場所としても有名で、北米東部で見かけられる綺麗なオリーブ色をしたタイランチョウや全長50cm以上にもなるアカオノスリ(赤尾鷹)を含め26種類程の鳥類と出会うことができる。冬の澄み切った空気の中、Don River沿いのトレイルを静かに歩くことで鳥だけではなく木々の間で居眠りしている動物を見かけられるチャンスもあるかも。