カナダ留学・進学を考える人に読んでほしいカレッジを選ぶ際にチェックしたいポイント5つ
留学にも様々な形がありますが、今回はカレッジに進学する際に気をつけてチェックしておきたい項目を5つ紹介したいと思います!
そもそもUniversityとcollegeの違いとは?
University | College | |
学び | テキストベース・研究・論文 | 実践的・グループワーク |
資格 | Degree | Certificate / diploma / degree |
期間 | 4年間 | プログラムによる |
学費 | 約800万円 | 約280万円(2年間) |
カレッジは就職してから使えるプラクティカルなスキルを培う学校です。なので、プログラムも豊富でマーケティングだけでも5つほどコースがあり、本当に細かく分けられています。
またカナダでは、post-graduate というオープンワークビザが卒業後におります。ビザの長さはカレッジに在籍した期間によりますが、Certificateの場合1年間、2年以上(diploma or dgree)の場合は最長の3年間が多いです。
1.必ずオープンハウスに行く
実際に足を運んでキャンパスに入ると、ウェブの写真では伝わらない雰囲気を感じ取ることができるので自分に合っているか見極めるチャンスです!
2.プログラム
興味をあること、学びたいことを選ぶのはもちろん!カレッジでは専門的な知識やスキルを身につけることができます。メイクアップやホスピタリティ、エアラインなど日本ではあまり見かけないプログラムも充実。
同じプログラムでも取る資格によって期間が変わってくるので、自分にあったぴったりのプログラムを見つけましょう!
例:certificateは8〜10ヶ月。Diplomaは2年。
3.就職率
post-graduate(通称ポスグラ)を利用してカナダで働きたいと思っている方は、興味のあるプログラムを選んだらその分野での就職率や現状を調べるのをお勧めします。
どんなに楽しい学生生活を送れたとしても、最後は学んだことを武器に仕事を探すことになるので、やはり世の中で起こっているリアルな数字たちに目を向けるのは大切なこと。カナダ政府のウェブサイトで見れます。
https://www.jobbank.gc.ca/studentdashboard
余談:私はインテリアデザインを専攻したかったのですが、10年後にこの分野の仕事はとても減っているというデータが出たので、今はビジネスを専攻しています涙(実際あるトロントの学校では2016年度卒業生の25%が就職できなかったそう)
4.通学範囲
キャンパスが通える距離にあるか、引っ越さなければならないか、確認しましょう。実際にどれくらいかかるか知るのにも、オープンハウスはとってもいい機会です。
カナダのカレッジはかなり勉強させられるので、1時間以上かかる通学はキツイ!朝が早かったり、グループワークで夜遅く残ったりなどもあるので通いやすい場所に住むのがオススメです!
5.お金
留学生は学費がたまげる額!なんとネイティブの4倍ほど。なぜこんなに高いのかは謎に包まれたままですが、学費は州やロケーション、プログラムによって変わってきます。いくつか候補のカレッジを選んで、学費を比較するのも大切な準備の1つです。
また、学費だけではなく教科書代や保険代、そして生活費のこともお忘れなく!意外と出費が多いのです。
6.願書は早めに出す
留学生の席数は各プログラム限られているので、決めたらさっさと申し込む!人気のあるコースはすぐに埋まってしまうので、余裕を持って準備を始めましょう!願書はただの紙1枚ではなく、時間を要すものもあるので、しっかり計画的に!特に気をつけたいのはIELTSなどの英語力の証明、高校の卒業証明は時間がかかるので前もって準備しておきたいところです。
以上、6つのポイントをご紹介しました。カレッジのオプションはたくさんあるので1年留学でcertificateを取るもよし、diplomaでちょっと専門的に学ぶもよし、そしてがっつりdegreeにチャレンジするもよし。成功の秘訣は、しっかり計画的に準備をすること!これに尽きます!
この記事を書いた人
セリナ(カナダ・トロント在住)
地球に住んでる人みんな話せるようになりたいと、大学で社会言語学を先行。カリフォルニア州での語学留学で日本を離れたことが人生の機転になり、思い切って卒業後トロントへ移住。インテリアやお花などCHICなものが大好きで男気強めな名古屋嬢。