トロント日系コミュニティ イベント&ニュース 2月号(2018年)
APJW設立3周年記念イベント
NPO法人APJW(Association of Post-divorce Japanese Women)が今年で設立3年目を迎えた。APJWとは互いの経験を分かち合える仲間たちによるピアサポートグループで、ひとり親の孤立を防ぎ、支えあうコミュニティ作りを目指している。
今回は3周年を祝うためのイベント開催が決定している。イベントは14時からの部と16時からの部の構成になっており、最初の部では2つのセミナーを開催する。1つ目は弁護士のFaith Feldman氏を招き、養育費や配偶者サポートの盲点について。そして2つ目はRESP専門家であるラシュトン美紀氏から教育資金の作り方についてのセミナーが開かれる。そして16時からは記念パーティーが開かれ、和食レストラン「Shinobu」の日本人シェフから特別にお寿司が振舞われ、日本人奏者によるライブ演奏を楽しむこともできる。同じ想いや不安を抱える仲間を見つけるいい機会になるだろう。
■日時: 2月10日(土) ダブル・セミナー(14時~16時)
-APJWとは?
APJW 設立の背景や活動内容、会員メリットなどについてご説明します。
-「専門弁護士が教える養育費、配偶者サポートの盲点」
Faith Feldman
養育費を算出する計算式そのものは良く知られていますが、実際には、年収や課税の 有無などで、最終的に手元に残る金額が計算式の金額と大きく異なる場合がありま す。一般的には気づきにくいポイントについて、専門の弁護士がご説明します。
-「自己資金ゼロでも可能な教育資金の作り方」
ラシュトン美紀
お子さんの可能性を最大限に応援するための教育資金。教育資金を無理なく、そして 効果的に積み立てる方法について、RESPの専門家がご説明します。
-3周年記念パーティー(16時~)
■場所: 23 Sheppard Ave East 2階(無料駐車有)
■参加費: $30(一般)、$20(会員/サポート会員)
■参加申込/問合せ: apjw.info@gmail.com
(参加のお申し込みは2月5日までにお願い致します)
認知症予防のための勉強会
誰もが一度は必ず耳にしたことのある認知症。年を重ねていくにつれて認知症に対する漠然とした怖さを感じている人も少なくないはずだ。モミジヘルスケア協会とジャパニーズソーシャルサービス(JSS)では、シニアの方とシニアの方を介護している方向けの認知症勉強会を実施することになった。
内容は大きく分けて「認知症になるリスクを軽減する研究結果」、「認知症リスクを軽減するため生活習慣」、「認知症のリスク軽減のためにいまできること」の3点だ。
プログラムは全て英語と日本語で行われることになっている。認知症を知ること、いまからでもリスクを軽減するためにできることを知ることで今後に備えるためにも、是非この勉強会に参加していただきたい。
■日時: 3月29日(木) 10:00~12:00
■場所: 日系文化会館 6 Garamond Court
■プレゼンター: ジョアン・タンドック
(アルツハイマー協会トロント)
■参加費: $5
■参加申込/問合せ: JSS 高野 416-385-9200 もしくは
モミジヘルスケア協会 星 416-261-6683, ext.249
第36回 オンタリオ州日本語弁論大会
今年で36回目を迎えたオンタリオ州日本語弁論大会の開催日が3月3日に決定した。毎年レベルの高い出場者たちのスピーチと彼らがこれまで重ねてきた努力に胸を打たれる方も多いのではないだろうか。
今大会では「日本文化紹介」にて日本からプロの落語家を迎えての落語紹介やJCCC杖道クラスの演武、そして沖縄歌謡バンドCHURAの演奏の披露も決まっているだけでなく、日本語のブックマーケットも開かれるようだ。出場者スピーチだけでなく様々な魅力が詰まっている今大会に是非足を運んでみてほしい。
■日時: 3月3日(土) 13:00~18:00
■場所: JJR MacLeod Auditorium Medical Science Building 2158 University of Toronto (1 King’s College Circle)
■主催: オンタリオ州日本語弁論大会実行委員
(トロント大学東アジア研究科)
■協賛: 在トロント日本国総領事館、国際交流基金
■参加費: 無料 ■HP: buna.yorku.ca/ojsc/
日修学院 2018年度学校説明会
トロントで30年以上の歴史を持つ日修学院はこれまでカナダでの日本語教育に大きく貢献してきた。幼稚部(4歳児)から中等部2年までの10年制プログラムでは授業が全て日本語で行われ、日本語で「読む/書く/話す/聞く」力を養成するカリキュラムが組まれている。
また、日本語を習得するだけでなく、書道を始めとする日本文化に触れる機会や日本の季節感を感じられる年間行事もあり、在校生たちは異文化を認識すると共に国際的な視野を広める機会にも恵まれている。ご家庭での学習をサポートする目的で日本の書籍やビデオ等の教材貸し出しを行っているため、より幅広い日本語に触れることにも期待できるだろう。
その学院で2018年度の新入生・編入生向けの学校説明会が開かれることとなった。トロントに住んでいる間の日本語教育に不安がある方には是非参加していただきたい。
■日時: 2月24日(土) 9時30分~11時
■場所: c/o Bedford Park Public School内(地下B7教室)、81 Ranleigh Ave(地下鉄ローレンス駅北口から徒歩3分)
■対象:
新入生(幼稚部1年生)…入学資格は、2018年12月末までに4歳又は4歳以上になる児童。日本語を不自由なく理解する。家庭での学習、宿題サポートができる。授業時間:毎週土曜、午前3時間。
編入生(幼稚部2年~中等部2年)…各学年の日本語レベルに合わせて編成。日本語を不自由なく話し書くことができる。家庭での学習、宿題サポートができる。授業時間:毎週土曜、午前3時間、午後3時間。
*常時募集しています。
■問合せ: nisshu.gakuin@gmail.com
■HP: nisshugakuin.org