カナダの大学生は、今。「カナダ最大級の演劇祭“Stratford Festival”って知ってる?」| COVID-19パンデミックダイアリー
毎日暑い日が続きますね。たいして外出してないはずなのに靴下焼けができました。カナダの日差しをナメてはいけませんね。サンダル欲しいな。
劇場が閉まってからもうすぐ半年。いつ劇場や他のエンターテイメントが復活するのかまだ先が見えない状況ですが、去年行ったStratford Festivalについて紹介します。
Stratfordはトロントから車で2時間ほどのところにあります。ジャスティン・ビーバーの生まれ故郷らしい。シェイクスピアの生まれた街Stratford-upon-Avonから名付けられただけあって演劇が街の主要な産業の1つになっています。期間中は公演のチケットを買うと+30ドルでトロントのダウンタウンから劇場に向かうバスのチケットが買えます。時間も公演時間の前後に合わせているので日帰りで行けます。
(奥に小さく見える像がシェイクスピアらしい)
このときはFestival TheatreでBilly Elliotを観ました。こちらはシェイクスピア ではなくミュージカルです。学割でかなり前方の席でも30ドルぐらいで観られました。時間がなかったのでダウンタウンには行きませんでしたが、劇場の周りは穏やかな風景が広がる綺麗な場所でした。
日本でも上演されているこのミュージカルですが、衣装や演出はオリジナル版をカバーするのではなく、一から製作陣が作っているなという印象でした。劇場の形も客席が扇状に広がっていて役者たちも客席の間を通ったりと、とても楽しく、また感動したミュージカルでした。
今年はコロナウィルスの影響で全公演中止になりましたが、STRATFEST@HOMEとして過去の作品や関連する特別動画が7/30まで無料で観られます。
https://www.stratfordfestival.ca/AtHome
またワインと劇場の定番お土産のセットも販売中です。オンタリオ州内は送料無料。
https://www.peleeisland.com/product/stratford-souvenirs/
シェイクスピアの有名な”To be, or not to be,”をもじったメモ帳は私も使っていますよ。
いつかまた劇場に集える日が来ると良いですね。

渡邉千尋 Chihiro Watanabe
大学入学後、プリンス・エドワード島大学へ交換留学。翌年高円宮記念クィーンズ大学奨学生としてオンタリオ州へ。現在も同大学にて演劇を学ぶ。学内外の演劇活動にも積極的に参加。強くて美しい素敵な女性になるのを目標に日々奮闘中。