カナダ政府、賃金補助金(CEWS)と家賃補助金(CERS)を6月まで現在のレベルで維持する方針
カナダ政府は、企業向けの主要なCOVID-19救済プログラムである従業員の給与をサポートする「緊急賃金補助金制度(CEWS)」と、商業用物件等の家賃をサポートする「緊急家賃補助金(CERS)制度」を、6月まで現在のレベルで維持・継続する方針を発表した。両プログラムは資格要件が3月14日に変更される予定だった。
「CEWS」は、適格企業の従業員の賃金が最大75パーセントまでカバーされる。「CERS」は、収益が少なくとも70%減少した企業は、家賃または住宅ローンの利息支払いが最大65%サポートを受けられる制度だ。
「Canadian Federation of Independent Business (CFIB)」によると、メンバーの半数以上である53%が現在CEWSに頼っており、27%がCERSを活用しているとのこと。