トロントの桜満開に向けてハイパーク閉鎖に伴い市がライブカメラで配信。総領事館もバーチャル花見を企画
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トロントの桜名所ハイパークの閉鎖に伴い、市がライブカメラを設置
日本からカナダに寄贈された桜が見事に咲き誇ることで桜の名所としても有名なハイパーク。今年は新型コロナウイルスの影響で花見の自粛が強く要請されている。
トロント市は感染拡大対策として4月30日から公園の閉鎖
トロント市は現在4月30日から桜が開花している時期の公園を閉鎖することを決定しているが、閉鎖期間中に、桜の木々の間をバーチャルに歩くバーチャルライブイベントやハイパークネイチャーセンターによるガイドなどが予定されているという。
今年の開花ピークは4月下旬から5月上旬の予定。ハイパークはこの季節、毎年数千人もの人が満開の桜を求めて訪れているが、今年は閉鎖された公園へのアクセスなど違反者には最大で5000ドルの罰金を科す可能性があると警告している。なお、他にも桜で有名なトリニティ・ベルウッズパークの桜エリアもフェンスで囲み閉鎖するとのことだ。
トロント総領事館もSNSで「バーチャル花見」を実施中!
ハイパークなど花見客が集まるのを避けるため、トロント市内の桜の名所に出向いて桜をめでることができないかわりに、トロント総領事館ではフェイスブックとツイッターで「バーチャル花見」を実施中だ。
内容は、日本の桜の名所の写真を発信するというものだ。さらに「いいね!」など反応の数に応じて、総領事館スタッフが折り紙の桜を折って、壁面に描いた枝に折り紙の桜を貼っていくという企画も開催している。