2回目のイースター、おいしい食事でお祝い|#編集部ブログ
キリストが生き返ったことを祝う復活祭である「イースター」は、カナダでは国の祝日として大きなイベントになっています。今年は3月29日金曜日の「グッドフライデー」をスタートに、4月1日の「イースター・マンデー」まで4連休(会社や州によって月曜日を休みにしたところもあれば出勤日にしたところもあり)。キリストが十字架にかけられた日を「グッドフライデー」(内容的には全くグッドではありませんが…)とし、家族で集まって伝統的な食事をしながら祝う家庭が多いようです。
ホームステイをしている私の家庭では、ホストファミリーの家族がみんな集まってイースターのお祝いをしました。イースターといえば、卵の形をしたチョコレートを家の中に隠し、子どもたちにそのチョコレートを探させるというゲーム感覚のイベントがよく知られていると思います。ホストファミリーの子どもたちはそこまで小さい子どもがいないこと、そして家に犬がいるということもあり、最近はチョコレート探しはしないようにしているようです(以前、チョコレートを見つけた犬が誤ってチョコレートを食べてしまった“事件”があるとのこと)。ハンティングはしないものの、お互いに卵型のチョコレートをプレゼントし合ってイースターを祝いました。
また、「ホットクロスバンズ」という十字架を思わせる特徴的なパンを食べるのも1つの伝統。レーズンやドライフルーツが入ったパンは、デザートにちょうど良い大きさです。ふわっとしたパンの食感に甘さが加わって、すぐに食べ終わってしまうおいしさでした。イースターに全く縁もなかった私ですが、カナダに来て2回もイースターを経験するなんておもしろいなと考えながら楽しい時間を過ごしました。来年もまたイースターを経験できる日が来ることを、今から楽しみにしています。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。