日本人ダンサー石塚理恵さん
トロント国際フラメンコフェスティバルで日本人ダンサー石塚理恵さんがパフォーマンスを披露!
第7回トロント国際フラメンコフェスティバルが開催され、10月19日、20日の2日間に渡ってRyerson Theatreのステージで、日本人ダンサーの石塚理恵さんがパフォーマンスを行った。同フェスティバルで日本人ダンサーがステージに立つことは史上初めての快挙。
日本文化の美しさをフラメンコで表現したいと彼女が始めた“蓮華”プロジェクト。日本人、そして地元の観客たちもこぞって彼女のパフォーマンスに称賛を投げかけ、同フェスティバルのメインステージでパフォーマンスを披露したLa Lupiさんからも芸術性が高いという評価を得た。
公演を終えた石塚さんは「本番ギリギリのリハーサルまで、どのような形でこの“怪談”のピースをまとめあげるか非常に悩んだのですが、ピースを通し最後には幽霊が次の世界に行けるというストーリーを作ろうということになり、音楽を一から作り直したりもしました。途中の“さくら、さくら”の楽曲で、この世への未練を断ち、次の世界へ移っても良いかなと決心をつけさせ、最後穏やかに次の世界へと送るという構成です。今回の舞台では憧れのダンサーLa Lupiさんと同じ舞台に立つことができて、もう本当に感無量でした。フェスティバル期間中に行われていたワークショップでも彼女と一緒にずっと踊っていて、本番前リハーサルにも彼女がリハーサルを観ながら拍子をとってくれたりと、本当に嬉しかったです。」と語ってくれた。彼女は来年、この“怪談”のフルバージョンで公演を行う予定。さらに磨き上げられた彼女のパフォーマンスをお見逃しなく。
10月号石塚さんの記事はこちらから→日本人ダンサー初の快挙!トロントフラメンコ国際フェスティバル出演ダンサー 石塚理恵さん