Curry addiction
私は完全に”Gandhi Cuisine“中毒者です。
”Gandhi Cuisine”とはQueen St West とBathurst St に位置するインディアンカレーのお店です。
ヴェトナムのサンドウィッチのお店”Banh Mi Boys”やハンバーガーが人気の”The Burger’s Priest”など、B級グルメの競合店がひしめく人気ストーリトで、コアなファンに支えられ営業を続けてきました。
オススメはこの店一番人気のButter chicken rotiです。
まず、ここのRotiが実に美味しい。
個人的には特にButter chicken curry はライスよりロティとの相性がバッチリだと思います。
ロティはWhole wheat flourつまり全粒粉の小麦粉を使うので、通常のものに比べて栄養価が高いです。
そして、恐らくButter chiken curry のベースとなっているであろうChiken curry を食べるとよくわかるのですが、玉ねぎからの甘みや秘伝のガラムマサラ(ミックススパイス)が最高のカレーを生み出しています。
そ毎日調理されるカレーはフレッシュで、その場で食べる出来立ては格別です。
以前、インド人は食べ物の新鮮さにかなり敏感だと聞いたことがあります。
異常に暑い季節や地域がある国なので、納得します。
食べた瞬間の喜びを忘れられずに、休日は足繁くこの店に通っています。
ある日、私は、朝起きた瞬間(正直、前日もしくはそれ以前)から、まさにCravingの状態が始まり、
営業開始から約5分後の11:35にお店に到着しました。
しかし、そこには先客が。待ちに待ったカレーを貪りつくという様子でした。
昼時ということもあり、その後も続々と”Ghandhi Cuisine”の中毒者達が、列をなしていました。
会話なんかよりカレーを食わせろと言わんばかりに一人での来店が目立ちます。
少なくとも私の友人で”Ghandhi Cuisine ”にハマっている人たちとの会話は異常な程盛り上がり、彼らが完全にあのお店の虜になっていることは明らかです。
カレーに使われるスパイスは刺激物です。
例えば、必ずといっていほど入っているナツメグは大量摂取すると幻覚や興奮といった精神的な影響があります。
人間は快楽を得ようと刺激を求めます。
インドにいたインド人は四六時中カレーを食べていました。
それを可能にするのはひとつとして同じものはないガラムマサラの成分への依存だと思います。
ただし、適量に摂取するそれらのスパイスには健康面を向上させる効果があるので、健康でナチュラルなAddictionで人が幸せになるのならば、大いに歓迎すべきことだと思います。
最近は、ヨガの一環で、聖書の次に世界で読まれているというヒンドゥー教の聖典を調べる機会があり、彼らの哲学が測りしれないほど深い。
ヨガのポーズ、呼吸に精神統一など、その根拠を調べていくうちに、私は生きる事の素晴らしさを実感します。(宗教の勧誘ではありません。笑)
そして気がつくと、”Ghandi cuisine” の椅子に座っているのです。
カレー中毒は確かに存在する。そんな確信を得た1日でした。
ちなみに、カレーは”Non Veg”と”Veg”があり、ライスもしくはロティが選べます。
マンゴーラッシーやサモサ、本格的なインドのお漬物など、サイドメニューも幅広く、気軽に立ち寄れるお店です。