【第19回】五大湖でオーロラを楽しもう 第二弾|グレートレークスとブルーサークルの旅
暦の上ではもう立春を過ぎていますが、カナダやアメリカ中西部は寒い日々がもう少し続きそうですね。前回の投稿では5大湖でオーロラを楽しむ方法、裏技をお伝えしましたが、今回はその第二弾。実際オーロラを見に行った場所や一体私はオーロラを見ることができたのか?について記事にしていこうと思います。
オーロラはアメリカ本土でみれるのか?
オーロラは、夏でも冬でも発生しています。だからといってただ闇雲にどこでも見ることができると言うわけではなくて、日々の天気や太陽の活動状態によって、大きく見える範囲が変わってくるのもまた事実です。当然イエローナイフやホワイトホース、アラスカなど高緯度地域では、太陽の活動が弱くても天気さえ良ければ、オーロラをみる確率は上がってくるわけです。ただグレートレイクでも太陽の活動期(11年周期)には、頻繁にオーロラが見れることが、多くの写真家が発信する情報によってもわかってきています。
今回、私が調べた結果、アメリカ本土で1番オーロラが見れる可能性があると考えたのは、カナダとの国境に近いミネソタ州、Grand Portage周辺。クリスマスの寒波がひと段落した年末にオーロラハンティングに出かけてきました。
オーロラ出現か⁉
ミネソタ州のホームページには、誰でも気軽にオーロラハンティングができるようにドライブコースが記載されています。宿泊先の近くにあるGrand Maraisの観光案内所に立ち寄り、スタッフの方にオーロラが出そうな場所と日時を確認してみたところ、地元ならではの知る人ぞ知る鑑賞ポイントや注意事項などとっても親切に教えていただきました。
今回は、Grand Maraisからカナダ国境近くまで北に延びるGunflint Trailでオーロラが出るのを待つことにしました。
▶ ドライビングマップ
https://assets.simpleviewinc.com/simpleview/image/upload/v1/clients/cookcountymn/VCC_Northern_Lights_Map_2017_59806c8d-49f2-4bf9-b0b3-7958185f05d2.pdf
参照: Cook County MN
観測に使える日は、2日だけ、到着当日の夜の天気は曇り☁のち晴れ☀。翌日は曇り☁到着当日の夜に賭けることにして、下見を兼ねてトレイルをドライブ。流石にカナダ国境も近いこともあり人家も街の明かりも少ない湖を発見して、携帯のコンパスを使って北の方角を確認して夜に備えます。
街に戻りレストランにて、名物のWall Eye(食レポはまたの機会にご報告しますね)のFish &Chipsを食べ、午後7時ごろからオーロラハンティングを開始しました。この日の前日には太陽の活動が活発になるとの予報もでいたので、天気の回復に期待を込めて、北に向かって走っていると、うっすら白いモヤが夜空に出始めているではないですか。これはオーロラが出そうな予感がしたので、昼間見つけた湖近くで夜半過ぎまで待機していましたが、その後何度かモヤが出たものの、ついに完全なオーロラの出現を見ることはできませんでした。2日目の夜は☁のち雨の予報になってしまい、残念ながら幻のオーロラ鑑賞で終わってしまいました。
たたアメリカ中西部でオーロラを見る可能性については、たしかな手応えを感じることが出来たので、また改めて挑戦したいと思います。
今回は五大湖のオーロラハンティングを中心に、ご報告致しましたがいかがでしたでしょうか。Instagramの@michitravel_channelでもカナダ・アメリカの素敵な魅力を発信中です。もしよろしかったら覗きに来てくださいね。
カナダスペシャリスト・グレートレイクスペシャリスト・トラベルアドバイザー
Google Local Guide Level 7
心に残る旅行手配をモットーに約20年にわたって旅行業界でツアー企画、法人出張、チャーター機の手配をしていました。インスタグラム「 michitravel_channel」では、心に残るカナダアメリカ中西部の魅力を発信しています。いいねやフォローいただけたらとても嬉しく思います。