【第33回】ビールだけじゃない!都市と自然が調和する街ミルウォーキー|グレートレークスとブルーサークルの旅
寒さも和らぎ春の足跡が聞こえる頃になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回から数回不定期にお届けするのは、皆様に是非とも出かけてほしい、五大湖湖畔の魅力的な都市をご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、アメリカ中西部に位置するミルウォーキー。かつてビール産業で栄えた街として知られています。しかし近年、ビール以外にも多くの魅力が注目を集めています。
アートと文化
- ミルウォーキー美術館: 2万5千点以上の作品を収蔵する中西部屈指の美術館です。レンブラント、モネ、ピカソなどの作品も展示されています。
- 現代アート好きにも: ミルウォーキー美術館では、アンディ・ウォーホルやジェフ・クーンズなどの作品を鑑賞できます。ラファイエット・プレイス・ギャラリーでは、地元アーティストの作品を展示販売しています。
音楽とパフォーマンス
- 音楽の街: ミルウォーキーは、ジャズやロックなど様々な音楽の街として知られています。夏季には、レイクフロント・フェスティバル・グラウンドで開催される世界最大の音楽祭「サマーフェスト」をはじめ、様々な音楽イベントが開催されます。
- マーカス・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ: 演劇、ミュージカル、コンサートなど、多彩なパフォーマンスを楽しめる。ブロードウェイミュージカルや世界的なバレエ団の公演も上演されます。
歴史と文化遺産
- パブリック・ミュージアム・オブ・ミルウォーキー: ウィスコンシン州の歴史や文化について学べる博物館です。恐竜の化石やネイティブアメリカンの遺物なども展示されています。
- 旧市街のサード・ウォード: 歴史的な倉庫を利用したショップやレストランが並ぶおしゃれなエリアです。地元のアーティストの作品を販売するギャラリーや、カフェ、バーなどが立ち並んでいます。
グルメ
- チーズやソーセージなどの乳製品: ミルウォーキーは、チーズやソーセージなどの乳製品が有名です。市内には、チーズ専門のマーケットや郊外にはソーセージ工場見学ツアーもあります。
- 多様な食文化: 近年では、ベトナム料理やメキシコ料理など、様々な国の料理を楽しめるレストランも増えています。
おすすめ観光スポット
- ミルウォーキー湖畔: クルージングやカヤック、釣りなどのアクティビティを楽しめます。夏には、レイクフロント・フェスティバル・グラウンドで様々なイベントが開催されます。
- ブロードウェイ・ストリート: 歴史的な建物やショップが並ぶ活気ある通りです。ミルウォーキー市庁舎や旧郵便局などの見どころがあります。
- ミルウォーキー・カウンティ・スタジアム: MLBミルウォーキー・ブリュワーズの本拠地です。1953年に建てられた歴史的な野球場で、アメリカ野球の雰囲気を楽しめます。
- ハーレーダビッドソンミュージアム: 1903年に創業したアメリカを代表するオートバイメーカーでミルウォーキーに本社を置くハーレーダビッドソンの博物館は、歴代モデルや貴重な資料が展示されています。試乗や工場見学も可能で、ファン必見のスポットです。
インスタ映えスポット
- ミルウォーキー美術館: ミルウォーキー湖と街並みを一望できる絶景スポットです。スペイン人建築家サンティアゴ・カラトラバによる設計です。白く曲線的な外観が特徴で、「バード・ウィング(鳥の翼)」と呼ばれています。
- サード・ウォードのウォールアート: 歴史的な建物の壁に描かれた様々なウォールアートは、写真撮影に最適です。
その他、旅行情報
- ミルウォーキーは比較的治安が良く、旅行しやすい街です。
- 日本語情報は少ないですが、英語で問題なく観光できます。
- ミルウォーキーはシカゴから電車で約1時間半なので、シカゴ旅行と組み合わせて訪れるのもおすすめです。
今回は、魅力満載のミルウォーキーをご紹介いたしました。Instagram @michitravel_channelでもカナダ/アメリカの素敵な魅力を発信中です。もしよろしかったら覗きに来てくださいね。
カナダスペシャリスト・グレートレイクスペシャリスト・トラベルアドバイザー
Google Local Guide Level 8 心に残る旅行手配をモットーに約20年にわたって旅行業界でツアー企画、法人出張、チャーター機の手配をしていました。インスタグラムmichitravel_channelでは、カナダ・アメリカ中西部の生活が楽しく充実したものになる旅情報を配信中。