【第36回】五大湖で夏のオーロラを堪能!神秘の光と雄大な自然を満喫する旅|グレートレークスとブルーサークルの旅
夏も始まり、旅行シーズンになりましたが、すでに次のご旅行先はお決まりでしょうか?今年は五大湖周辺でも本格的なオーロラを見る、絶好のチャンス、夏のオーロラハンティングに出かけてみませんか?
北米大陸のほぼ中央に位置する五大湖は、雄大な自然と豊かな文化が魅力的な旅先として北米では人気を集めています。夏はキャンプやハイキング、ウォータースポーツなどアクティビティを楽しむのに最適なシーズンですが、実はもう一つの隠れた楽しみがあるのです。それは、夏の夜空を彩るオーロラです。
一般的にオーロラは冬に観測されるイメージが強いですが、実は夏でも条件が整えば五大湖周辺でオーロラを見ることができます。9月から10月にかけては、日中の暑さが和らぎ、夜空が澄みやすくなるため、オーロラ観測に適した時期と言われています。
五大湖の中でも、特にオーロラ観測におすすめなのがスペリオール湖とミシガン湖です。スペリオール湖は五大湖の中で最も大きく、最北に位置し、人口密度も低いため、光害が少なく、オーロラをより鮮明に観ることができます。ミシガン湖は五大湖の中で最も大きく、様々な都市が湖畔に面しているため、宿泊施設やレストランなどの選択肢が豊富です。
五大湖でオーロラ観測を楽しむためのポイント
天候: 晴れで、雲のない夜空であることが重要です。
場所: 光害が少ない場所を選びましょう。街灯や車のライトなどが少ない、国立公園や湖畔などがおすすめです。
時刻: 夜中の22時頃から明け方にかけてが、オーロラが出現しやすい時間帯です。
太陽活動: 太陽活動が活発なほど、オーロラが出現しやすくなります。オーロラ予報を確認してから出かけましょう。特に2024年の夏は太陽活動が活発な時期にあたり、低緯度オーロラを見るチャンス!
五大湖周辺のオーロラ観測スポット
スペリオール湖: Pictured Rocks 国立湖岸
ミシガン湖: Sleeping Bear Dunes
ヒューロン湖: Algonquin Provincial Park、Bruce Peninsula National Park
エリー湖: Point Pelee National Park、Kellys Island State Park
五大湖の夏旅とオーロラ観測を組み合わせたおすすめプラン
1日目: 五大湖周辺の都市に到着。レンタカーを借りて、湖畔の景色を楽しみながらドライブ。
2日目: 午前中はハイキングやカヤックなどのアクティビティを楽しむ。午後はオーロラ観測スポットへ移動し、夜空を眺める。
3日目: 午前中は湖畔の街でショッピングやグルメを楽しむ。午後は帰路へ。
五大湖でオーロラハンティングしながら夜空を鑑賞することは、一生忘れられない思い出となるでしょう。雄大な自然の中で神秘的な光を眺める体験は、きっとあなたを感動させるはずです。
□ オーロラは自然現象なので、必ず観測できるとは限りません。
□ 夏でも夜間の野外活動には、十分な防寒対策が必要です。
□ オーロラ観測スポットによっては、入場料が必要な場所があります。
□ 虫よけ対策はしっかりと!
カナダスペシャリスト・グレートレイクスペシャリスト・トラベルアドバイザー
Google Local Guide Level 8 心に残る旅行手配をモットーに約20年にわたって旅行業界でツアー企画、法人出張、チャーター機の手配をしていました。インスタグラムmichitravel_channelでは、カナダ・アメリカ中西部の生活が楽しく充実したものになる旅情報を配信中。