H.I.Sオススメ オトナの旅。 ケニア
アフリカ東海岸のほぼ中央に位置する、ケニア。内陸の高原地帯は多くの国立公園があり、野生動物の宝庫!南東部のインド洋沿いの海岸部は美しいビーチや珊瑚礁が点在する海浜リゾートもあり、アフリカの大自然を満喫できる。
ケニアは赤道直下に位置しており、インド洋やヴィクトリア湖沿岸は年間平均気温が26℃の熱帯性気候である。しかし、国土の大部分は、標高1100m – 1800mの高原となっているため年間平均気温が19℃の乾燥した高原サバンナ地帯となっている。代表的なスポットを紹介しよう 。
ナクル湖国立公園は多い時は数百万羽以上のフラミンゴが生息する湖で、その湖面は遠くからでもピンクに染まっているのが見える。多種類の鳥が生息しているのでバードウォッチングに最適所である。
アンボセリ国立公園。キリマンジャロの裾野にひろがる国立公園だ。夜明けの光を浴びてキリマンジャロは濃い紫色になり、山頂の雪は優美なピンク色に染まる。アンセボリの平原を横切る象の群れの頭上にそびえるキリマンジャロの景観は、時を超越したイメージである。
そして最大級のマサイサラ国立保護区はケニア南西部、タンザニアとの国境沿いに位置する総面積1,812平方キロメートルの国立保護区。ケニアでも最も動物の生息数が多い保護区の一つで「ビッグ5」(ゾウ、バッファロー、サイ、ライオン、ヒョウ」全部と遭遇できる確率が高い保護区となっている。 このビッグ5に会えればラッキーということのようである。現地の方が一度は見てほしいというヌーの大移動。150万頭以上のヌー、20万頭以上のシマウマ、そして50万頭ものトムソンガゼルが、群をなして移動する姿は圧巻である。毎年7月頃にタンザニアのセレンゲティ国立公園からケニアのマサイマラ国立保護区へ、そして10月から11月頃にマサイマラ国立保護区からセレンゲティ国立公園へと再度移動を行 なう。草を追い求めて行われる。
年々、日本人の渡航者数が増加、中でも新婚旅行のカップルやシニア層夫婦が多い。マサイ族などの触れ合い。広大な台地に動物たち。正に自然に回帰できるケニアの旅である。