春を感じる景色、心安らぐ一方で悩む花粉症…|#編集部ブログ
春ですね。暖冬だった今年はトロントの桜の季節も終わりを迎え、とても気持ちの良い季節に変わりました。日によっては少し肌寒さも残る毎日ですが、簡単なジャケットを羽織るだけで過ごすことができる今の季節が、一番楽でとても良いですね。寒い冬が苦手な人間としては、毎日がこうやって暖かな春であってほしいと願ってしまうものです。
最近では家の周りを散歩してみると、住宅の庭にたくさんの黄色のタンポポとタンポポの綿毛を発見することが多いです。綿が風に飛ばされていく様を見ると、小さい頃友人とタンポポを摘んでは「ふぅ〜」と息を吹きかけ、綿が飛んでいくのを見て大はしゃぎしたことを思い出します。懐かしい思い出に、心まで暖かくなる春の陽気です。
その一方、最近かなり、いや死にそうなほど悩んでいるのが花粉症です。日本にいた時にスギ花粉にやられ毎日死にそうな思いをした日々を送っていたのですが、トロントに来た2年前は花粉症の症状がなく、「ついに天国を見つけた…!」と最高に幸せな日々を過ごしていたのに…。最初は動物アレルギーかなと思っていたのですが、外出するたびに目がかゆく、鼻水はとまらないしくしゃみも出るし、これは確実に花粉症の症状だと確信するに至りました。最悪です。
気分まで明るくなるような美しく最高の季節だとは思いますが、花粉症に苦しむ私のような人には最悪の季節でもあると久しぶりに思い出しました。非常につらいですが、ひとまず花粉だけなくなってくれたらいいのに、と叶いもしない願いを胸にティッシュ片手に頑張ります…!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。