【日本滞在記】断崖絶壁?!日向灘の美しい大海原|#編集部ブログ
♪海は広いな〜大きいな〜。どこまでも果てしなく続く海を見ていると、自然の偉大さと命の不思議さと癒しと、いろんな気持ちを感じます。私の実家のある宮崎は美しい海で有名です。サーフィン移住をする人もいるくらい、界隈では人気の場所ということです。宮崎の海を「日向灘」と呼ぶのですが、その日向灘を臨む小さな観光地「馬ヶ背」という岸壁に足を運んでみました。
宮崎市から北に2時間ほど車を走らせた場所にある日向市。馬ヶ背は市内の漁港から続く山道を登った先にあります。とても小さい観光地なので、車数台が停められる駐車場と小さなお土産屋があるのみですが、中国人観光客や県外ナンバーの車を見かけました。
駐車場から約400mほどさらに山道に入ったところに“断崖絶壁”の名所があるということで、母と2人、ずんずん道を歩きます。台風が近づいていることもあり比較的涼しい日ではありましたが、やはり自然の中に一歩足を踏み入れると涼しいなと感じながら歩いていると…
「サスペンス劇場で見るやつじゃん!!」。名所として有名な馬ヶ背の柱状岩を見て出てきた第一声がこれでした。山の側面がまっすぐに削り取られ、まるでいくつもの柱がそびえたつように見える断崖絶壁に海からの荒い波が水しぶきをあびせながらぶつかっていくさまの見事なこと。自然にできあがったものでしょうが、なぜこんな形になったのか不思議でもありました。下に目をやると足がすくむような迫力です。もし落ちたら…なんて想像するのも恐ろしく、写真と動画を撮ったらすぐさまその場を離れてしまいました。
そこからもう少しだけ足を進めると、日向灘とそのずっと先にある地平線を見ることができる大パノラマが目の前に広がっていました。あいにくの曇り空でしたが、海の広さを目にするだけで心が洗われるようでした。大きな自然の前では私なんてちっぽけだなあと、そんなことを考えながら大海原を堪能した時間となりました。たまには海を眺めるだけの日があっても良いかもしれませんね。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。