最近日本でも話題の国際バカロレア
こんにちは。Hinakoです。
本日ご紹介するのは、日本でも最近話題の国際バカロレア、通称IB。国際的にそのレベルが認められているカリキュラムで、欧米各国の大学は特にその難易度から入学資格としても認められています。
私も実はIBを修了しています。高校の最後の二年間はというと、IB漬けの日々でした。英語、数学、生物、心理学、スペイン語、音楽という六つの授業を取りつつ、課外活動も必要であったため、吹奏楽やバレーボール、さらにはボランティア活動なども同時に行っていました。おかげで毎日帰宅するのは夜6時過ぎ。そこから宿題をして、深夜1時ごろに就寝。また次の日の朝8時から授業があり、その繰り返しでした。その二年間、私がやっていたことのほぼ全てがIBのためであったと言っても過言ではありません。
でもそんな大変なIBがあったからこそ、カナダの大学に入学してからも周りのみんなほどは大変な思いをせずにすんだのかな、と思います。大変な思いをせず、というよりは大変な思いをすることに慣れていた、という方が正しいのかもしれません。さらにIBを取っていると大学の一年目の授業が免除になるということもあります。実際、私もIBのおかげで授業の量を減らすことができ、専攻のための勉強により専念することが可能になりました。
高校のカリキュラムにしては難易度が間違いなく高い国際バカロレア。しかしそのおかげで勉強する力、さらには考える力も養われ、大学生活も少しばかり楽になったのは確かです。これからさらに多くの国の大学で認められていくことを願います。