【日本の漫画&アニメ】海外での人気を再実感|#編集部ブログ
「○○っていうアニメ知ってる?」。トロントに来る前、きっとカナダの人からこういった質問が来るだろうと予想していた私。あまりアニメや漫画に詳しくない私でしたが、日本人としてネタは持っていたい!と『鬼滅の刃』『進撃の巨人』といった王道の漫画を読み漁った日々が思い出されます。実際トロントに来てラングエージ・エクスチェンジなどのイベントに参加すると、アニメの話で盛り上がることもしばしば。日本のアニメは世界で人気なんだと改めて実感することが多くありました。
先日、ドンミルズにあるフェアビューモールへ買い物に行った時のこと。ふと身に覚えのあるものが置いてあるお店を発見したので、興味本位で中に入ってみました。
ピカチュー、ワンピース、マリオなど、ぬいぐるみからビデオゲーム、フィギュアまでたくさんのアニメとゲームグッズが販売されているお店でした。子どもから大人までたくさんの人で賑わい、店内を移動するのに少し苦労するほどの盛り上がりでした。
私がトロントに来る前に“予習”した『鬼滅の刃』キャラクターフィジュアも品揃えが豊富で、どのキャラクターも愛らしい見た目をしているので手に取ってしまいたくなりました。こんなにも日本のアニメ/漫画が海外で売られているのを見るのが始めてだったので、人気を再実感できる不思議な空間でした。
ゲームには全く詳しくないのですが、マリオやピカチューなどのゲームから、おそらく海外の人気ゲームだと思われるゲームソフトまでかなりの数のものが棚に並んでいます。
また、店内には漫画コーナーまで用意されていて、私でも知っている有名な漫画(例えば『呪術廻戦』や『推しの子』)が英語に訳されて販売されていました。手に取ってパラパラと見てみると、例えば「お前」という単語が「Men」と訳されていたり、やはり日本語の雰囲気と英語の雰囲気はどこか違うように感じます。翻訳はきっと難しいだろうなと実感しつつ、こうやって世界中に漫画文化が広がっているのは誇らしいとも感じました。日本の文化がローカルに受け入れられているような気がして、アニメ/漫画文化のパワーのすごさを改めて知る機会になりました。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。