9月の月例映画上映会「ブリング・ミンヨー・バック!」/ ヌイ・ブランシュ 2023 / アンチェンジング・アンド・チェンジング・ アンド・チェンジング | 日系文化会館
9月の月例映画上映会:「ブリング・ミンヨー・バック!」
9月21日(木)午後6時半開場 / 午後7時上映開始
チケット:
JCCC Members 8.85ドル+HST(10ドル)
一般 10.62ドル+HST(12ドル)
チケット購入はこちらから▶https://www.ticketweb.ca/event/bring-minyo-back-japanese-canadian-cultural-centre-tickets/13417828?pl=jcccevents
失われた音楽“日本民謡”を新しい形で蘇らせ、世界に広めようと結成された民謡クルセイダーズに密着した森脇由二監督のドキュメンタリー映画。今の日本人にとって民謡は失われた音楽です。東京を拠点に活動するこのバンドは、日本の民謡にラテンやアフロビートをミックスして独自のアレンジを加えていて、森脇監督は彼らのツアーに密着同行して、彼らが現代人の為に民謡を模索しながら再構築していく様子を撮影しました。
ヌイ・ブランシュ 2023 – ランド・ウォーター・和紙
9月23日(土)午後7時~24日(日)午前7時
JCCCは今年もトロント市主催のヌイ・ブランシュに参加します!今年は、“ランド・ウォーター・和紙”をテーマに、JCCCギャラリーで「アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング」展を開催中のアレクサ・ハタナカと、ヘリテージ・ホールウェイに作品「60の桜の強さ」を展示中のエリーシャ・レイ、2名のアーティストにフォーカスします。是非、この機会に、和紙を素材にした二人の作品に触れてください。
▶「アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング」 アレクサ・クミコ・ハタナカ個展: 彫刻的形態で、身に纏うことが出来る紙をモチーフにしています。プリントや色が鮮やかな手すきの和紙をパッチワークの手法で多面的に縫い合わせています。
▶「60の桜の強さ」 エリーシャ・レイ作品: 切り絵の手法を用いて、日系カナダ人の苦境から立ち直る力とJCCCの歴史を表現しています。
これらの展示の他に、詩の朗読やランタン(提灯)作り等、色々な企画を用意してお待ちしております。詳細と参加登録はJCCCのウェブサイト(jccc.on.ca)をご覧ください。
アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング(不変そして変化そして変化)
アレクサ・クミコ・ハタナカによる個展、「アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング」は、立体的に形を変え、また身に纏うことも出来る紙をモチーフにしています。プリントや色が鮮やかな手すきの和紙を、パッチワークの手法で多面的に縫い合わせています。個展ではビデオも上映され、創業4代目のある日本の和紙工房でのアーティスト自身の生活の様子を窺い知ることが出来ます。またビデオでは、千年以上の長きに亘って受け継がれてきたその土地独特の技法が、失われつつある事を伝えてくれます。この個展はアーティスト自身にとって、精神的な幸福と自分らしさに向き合う場となっています。これら作品は、ダンスなどのパフォーマンスで実際に身に着けることで、より活き活きとするでしょう。アーティストが小さい頃のJCCCでの踊りの経験が反映された、幽玄的ともいえるこれらの作品は、先祖と結び、大地と体と人間同士を繋ぐことで時間の概念を超えるのです。
「アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング」はJCCCのアートギャラリーで9月23日午後7時から公開します。またヌイ・ブランシュ・トロント2023にもアーティストとして参加します。