11月の月例映画上映会「そばかす」/ Obaasan’s Boots」出版記念イベント / アンチェンジング・アンド・チェンジング・ アンド・チェンジング | 日系文化会館
11月の月例映画上映会:「そばかす」
11月2日(木)午後6時半開場、午後7時上映開始
チケット:
JCCC Members 8.85ドル+HST(10ドル)
一般 10.62ドル+HST(12ドル)
★★★★(4 stars) – Japan Times
チケット購入はこちらから▶https://jccc.on.ca/film/i-am-what-i-am
「恋愛をしたことがない、そういう感情もない。 だけど楽しく生きていける―」 それが私だと思っていた。
30歳の蘇畑佳純はチェリストになる夢をあきらめて実家に戻ってはや数年。地元のコールセンターで苦情対応に追われる日々を送っている。妹が結婚・妊娠したこともあって母からは頻繁にプレッシャーをかけられており、ついには勝手にお見合いまでセッティングされてしまう。物心ついた頃から恋愛したいという気持ちが湧かない。だからって寂しくないし、ひとりでも充分幸せだ。でも周りはそれを信じてくれない。恋する気持ちは知らないけど、ひとりぼってじゃない。
『ドライブ・マイ・カー』の三浦透子が主演を務め、中学時代の同級生を前田敦子、同僚を北村匠海、妹を伊藤万理華が演じる。『his』のアサダアツシが企画・脚本を手がけ、劇団「玉田企画」主宰の玉田真也が監督を務めた。
「Obaasan’s Boots」出版記念イベント
10月5日(木)午後6時
「Obaasan’s Boots」は、第二次世界大戦中、強制収容所での生活を強いられた日系カナダ人の家族に起こった出来事を綴ったストーリーです。9〜12歳のお子様向けの、繊細かつ心温まる内容です。
著者:Janis Bridger氏とLara Jean Okihiro氏をお招きした出版記念イベントです。ご家族、ご友人をお誘いあわせのうえ、是非お越しください。
アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング(不変そして変化そして変化)
アレクサ・クミコ・ハタナカによる個展、「アンチェンジング・アンド・チェンジング・アンド・チェンジング」は、立体的に形を変え、また身に纏うことも出来る紙をモチーフにしています。プリントや色が鮮やかな手すきの和紙を、パッチワークの手法で多面的に縫い合わせています。個展ではビデオも上映され、創業4代目のある日本の和紙工房でのアーティスト自身の生活の様子を窺い知ることが出来ます。またビデオでは、千年以上の長きに亘って受け継がれてきたその土地独特の技法が、失われつつある事を伝えてくれます。この個展はアーティスト自身にとって、精神的な幸福と自分らしさに向き合う場となっています。これら作品は、ダンスなどのパフォーマンスで実際に身に着けることで、より活き活きとするでしょう。アーティストが小さい頃のJCCCでの踊りの経験が反映された、幽玄的ともいえるこれらの作品は、先祖と結び、大地と体と人間同士を繋ぐことで時間の概念を超えるのです。