JCCC映画鑑賞会「海街diary」2016年10月20日(木) 7:00pm~
四姉妹が織りなす清新でリアルな絆を描き、性別、世代を超えて熱狂的な人気を集めるコミック「海街diary」。第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013受賞の吉田秋生のベストセラーをどうしても自分の手で、と熱望し映画化に挑んだのは、2013年カンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ数々の賞に輝いた「そして父になる」の是枝裕和監督。
そんな日本を代表する監督のもとに、今を咲き誇る女優たちが集まった。長女に綾瀬はるか、次女に長澤まさみ、三女に夏帆、異母妹の四女に広瀬すず。さらに、大竹しのぶ、堤真一、加瀬亮、風吹ジュン、リリー・フランキー、樹木希林とそれぞれ主演も演じることができるような贅沢な共演が実現した。
まぶしい光に包まれた夏の朝、鎌倉に住む三姉妹に届いた父の訃報。15年前、父は家族を捨て、その後、母も再婚して家を去った。父の葬儀で、三姉妹は腹違いの妹すずと出会う。三姉妹の父を奪ったすずの母は既に他界し、頼りない義母を支え気丈に振る舞う中学生のすずに、長女の幸は思わず声をかける。
「鎌倉で一緒に暮らさない?」
しっかり者の幸と自由奔放な次女の佳乃は何かとぶつかり合い、三女の千佳はマイペース、そんな三姉妹の生活にすずが加わった。季節の食卓を囲み、それぞれの悩みや喜びを分かちあっていく。しかし、祖母の七回忌に音信不通だった母が現れたことで、一見穏やかだった四姉妹の日常に、秘められていた心のトゲが見え始める―。
第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか最優秀賞最多4部門を受賞。それぞれの想いを抱える四姉妹の絆を、切なく優しく描いた一つの家族の物語。
チケット: JCCC会員 $10 / 一般 $12 お問い合わせ: 416-441-2345