あまりの高額なお値段に目が点 LCBOを探索|#編集部ブログ
オンタリオに住んでいたらどこでも見かけるお酒販売店のLCBO。トロントのサマーヒル駅近くにあるLCBOは他とちょっと違う雰囲気だと聞いて、気になったので行ってみることにしました。
もともとは駅だったというこのLCBO。見た目から昔ながらの駅の建物や雰囲気を残し、「本当にLCBOなの?」と言いたくなるような外観に心躍ります。見た目もさながら、中もかなり広いということで早速入ってみました。
他のLCBO同様、ワイン、ビール、日本酒などさまざまなお酒が置いてあります。しかしやはり店舗の大きさが他店とは比べものにならないほど大きく、ビールだけでも何種類あるのかわからないほど。ワインにいたっては、各地域、各国ごとにコーナーがあるのではないかというほど種類が豊富で驚きました。お酒が好きな人なら、どのお酒を買おうかかなり迷うだろうな…と想像しながら、お酒を全く飲まない私はどんなお酒があるのか見ながら楽しむことにしました。
さまざまなお酒があり、もはやLCBO探検のような気持ちになって店内を歩き回っていると、中にはこれまでに見たことがないほど値段の高い高級酒をいくつか発見しました。5000ドル程度ならまだ安い方で、ほぼ1万ドルのもの、1万ドルを超えるものなどさまざま。こんなに高いお酒、誰が買うの?と思いつつ、そして私とは一生縁がないと思いつつ、きっと味が深くておいしい高級酒を買うお酒好きもいるんだろうと想像するしかありません。
他にもどんなお酒があるか見て回ったところ、今回私が見た中で一番高かったお酒はなんと3万8599ドル!「The Dalmore Constellation Collection Cask No.3 1976 Highl」というイギリス・スコットランドのウイスキーで、パッケージからして高級感があふれています。さすがウイスキーで有名なスコットランド、お酒の価格も半端ないようです。誰がこれを買うんだ、という疑問は浮かびましたが、販売するからにはきっと誰か購入者もいるんだろうと思います。これだけ高級なお酒になると飲むよりも飾る用という意図もあるのかもしれませんが、お酒の世界は深いなと改めて感じました。
お酒を飲まないとLCBOに行く機会は限られますが、このサマーヒル店のように種類も豊富だと見るだけでも価値はあるように思いました。また改めて足を運んだ際には、今回見つけたものよりも高級なお酒があるのか探してみたいと思います。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。