左膝を伸ばすコツ|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第17回
さて前回、飛ばすには左膝を伸ばして壁を作ろうというお話をしました。ただ伸ばしただけでは飛びに繋がらないのが難しいところ。どう伸ばせばいいのか、コツをお話します!
伸ばす前に踏み込んで、地面を蹴りながらインパクトの瞬間に膝を伸ばします。はい、頭のまわりに「?」が浮かんでますね(笑)。膝が伸びると同時に前傾がなくなって、ボールの上を叩いてしまうでしょ!と思っている方。…そうなんです。普通に伸ばすことだけをやろうとすると、体重が右に残ってしまったり、上半身の前傾がなくなってしまったり、ミスショットの原因になります。大事なのは、一度左に踏み込んでから伸ばすことです。
例えば、フィギュアスケートのジャンプを想像してみてください。ジャンプをするとき、膝や体重はどうなりますか?(ジャンプしてみて!)回転したい方向に踏み込む、膝は曲がる、上半身は下を向いていると思います。そこから地面を強く蹴って高く跳びませんか?その動きと同じです。
実際にボールを打つ中で試すのは難しいので、まずはシャドウで素振りを行いましょう。鏡を見ながら膝の動きだけを練習するのもいいですよ!トップからダウンスイングにかけて左膝を曲げて、インパクトの瞬間に伸ばす。地面を踏み、返ってくる力を利用して膝を伸ばすと、高速のヒップターンができるようになります!上体が起き上がっていると十分に踏み込めません。しっかり踏み込むために上体を起こさないようにすることもポイントです!ワンランク上の飛ばし屋は、左膝ピーン!!