ゴルフスイングには『胸』が大事②|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第66回
前回は胸椎をしっかり動かすストレッチのお話をしました。今回は、スイング中に胸椎【胸】がしっかり回っているかを一緒に確認していきます。
まずは自分のバックスイングを思い出してください。動画を撮って確認すると分かりやすいです。バックスイングのときに右膝が伸びてしまっていませんか?右膝が伸びてしまうということは、きちんと右側に体重が乗っていないことが多いので、胸が回らず体が開いてしまいます(写真①②)。
また、膝が曲がっていたとしても、右肘が後ろに向いていませんか?一般的に脇が空いてるなども言います(写真③)。これは胸が回らず腕だけで振り上げようとしていると、こういった形になります。
他にも、肘は外に向いてないけれど脇腹が伸びてしまうぐらい上がりすぎてしまっているのも、胸を回せていないバックスイングです(写真④)。
胸を正しく回すには、ある程度下半身の動きを制限しないといけません。とくに膝は伸びてしまうと様々なミスに繋がるので、膝は曲げておくようにしましょう。右膝の上に左肩が来るように意識してバックスイングをすると、しっかり胸椎が回っている証拠です これは胸椎が回っているのと同時に、しっかり股関節も使えている証拠にもなります(写真⑤)
この姿勢が出来ない人は、股関節が硬い可能性がありますので、前回の胸椎のストレッチに加えて、股関節のストレッチをして、ほぐしながら練習してください。