たこ焼きみたいなスイーツ 甘さたっぷり新食感|#編集部ブログ
「Mr. Puffs(ミスター・パフ)」というスイーツをご存知でしょうか?ケベックに本社を置くデザートで、モントリオール旅行に行った際に食べたのが、ミスター・パフとの出会いでした。ケベック州では多く店舗を構えているようですが、ここトロントにもあります。ミスター・パフが好きで好きでたまらないというカナダ人の友人に連れられ、ヨークミルズのミスター・パフ店へ行ってきました。
ファストフード店のような雰囲気の店内に入ると、午後8時ごろにもかかわらず地元の人たちが列を作っていました。ミスター・パフは見た目はたこ焼きのようですが、チョコレートやイチゴ、シナモン、ブルーベリーなどのソースがかけられたスイーツです。その種類はなんと30種類以上もあるとか。季節限定や新商品も頻繁に登場するようで、ミスター・パフファンからすると行くたびに食べられる味が増えるのも楽しみの1つのようです。
店内奥では店員が丸い形のパフを油でたくさん揚げているのが見えました。たっぷりの油でカロリー高めだな…とは思いつつも、いい匂いとおいしそうな見た目にはよだれが止まりません。油で揚げるのに時間がかかるのか、注文してから15分ほど待たなければならず、その間にも客はどんどん増えて店の中はちょっとした混雑状態になっていました。
今か今かと待っていると、ようやく私たちのパフが出来上がったようでレジに受け取りに行きました。受け取ったオレンジ色の箱を開けると、たっぷりのソースがかけられ甘ったるい匂いの香るミスター・パフが目の前に…!今回注文したのは12個入りのパフ。1つはビスコフというチョコレート、そしてもう1つはワオ・バター・アンド・チョコレートという文字通りチョコレートとバターのソースの2種類の味を頼みました。
それではお楽しみの一口目。甘い!とっても甘い!そして大きい。一口で食べるには大きすぎる。甘いのは見た目のソースたっぷり具合から想像できましたが、口が小さい私にはちょっと大きいサイズのパフは一口で食べるには難しいというのが感想です。パフ自体はサクッとした中にもっちり感もあり、串で刺すとサクっとしているのに食感はもっちりで不思議な感じがしました。人々に愛されるのも納得のおいしさです。個人的には、見た目がソースがたっぷりかけられたたこ焼きに似ているなと改めて感じ、どこか親近感さえ覚えました。カロリーが高そうなので頻繁に食べるのは違うと思いますが、たまにはこのくらいの甘さに溺れたいと思います。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。